中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-01、上海から

昨年は蘇州、杭州に旅行に行った主に水墨画や篆刻をやるメンバーでの中国
旅行を今年もやってしまった。その報告をしよう。
今年の目的地は、次のようだ。
温州にある雁蕩山。結構奇岩、奇山の連なる凄い山やと思うんやけど意外と知
られていない。中国の観光ブームの中でも穴場になると思われる。
それと林抗古村。ここもちょっと前まで秘境中の秘境と呼ばれてた所やと思う。
最近ブームになりつつあるらしいけどまだ大丈夫ではないやろか。
更に、龍門古鎮。三国志に出て来る呉の孫権の子孫が住んでるらしい。
厳子陵魚釣台は富春江という所にあって、中国では超有名な絵画、「富春山居図」
のモデルになったところだ。どこまで絵の雰囲気を味わえるか楽しみだ。
そして、諸葛八卦村。かの諸葛孔明の子孫が暮らす村だ。杭州留学中にバスを
乗り継いで行ったところだ。懐かしい。
杭州に戻って明代に造られた京杭運河を覗いてみる。北京から杭州、蘇州と続
く大運河の一端を体験する。
今回の旅行はベースを杭州におくので、杭州の食事や買い物も楽しみだ。
こういう予定で、わしと友人は他の人達より一日早く上海で合流した。
その前に、上海に着いたらすぐにATMでお金をおろさないといけない。
実は、以前円が一番高い頃、中国に銀行にお金を貯金しておいた。お金が余っ
てたわけではないけど、こういう日もくるやろと無理して預金したのだ功を奏
して今の円安やと相当な特になる。この際、その恩恵にあずかってしまう事に
したのだ。
イミグレを出て、まっすぐ中国工商銀行のATMへ、まず残額を確認。
ちゃんと残額がある。
一回では必要額をおろせないんでわけてやろう。
英語メニューにしたら大体はわかる。
パスワードも問題ない。
さて、
え? 、おや? なんか変? わけのわからんメッセージが出るだけ。
何か間違えた? も一回やってみる。
だめ。
空港のATMがおかしい? そんなはずないけど。
で一旦市内まで行こう。いつものように、リニアに乗る。地下鉄に乗り換える。
いよいよ異国だ。日常からの脱出だ。と気持ちも盛り上がるはずやけど、浮か
ない気持ちのままだ。
ホテルに行く前に、市内でも再挑戦。しかし同じだ。

tabi151205-1

ええい、しょうがない。
先にホテルのチェックインをすませて、ちょうど知人に頼まれて中国人の知人
にあう約束があるんでその人に助けを請うことにしよう。
で、一緒に銀行へ。
今日は日曜。しかし、中国では日曜も銀行が開いてる場合が多い。
幸い、目指す銀行は開いていた。係員に聞いてもらったら、順番を待たないと
しょうがないらしい。整理券を取ってひたすら待つ。
順番を待つ人は日本の銀行よりやや多いくらい。窓口は4つか5つ。でも順番
がなかなか回ってこない。一人一人の対応時間がかなり長い。
1時間半ほどでやっと順番が回ってきた。
係員と知人がいろいろやりとりしてる。何かわからん。
残額を確認して、パスワードを入れた。
一応その場で現金をもらうことができた。それで、結果的にどうなったか?
知人にもわからんらしい。
キャッシュカードがその後も有効かどうか銀行の係員も分からんと言う。
いったいどうなってんやろ?
とりあえず全額おろすつもりで、ほぼ全額もらったからええといえばええんや
けど、困ったもんだ。
日本やったらこんな曖昧な決着の仕方は考えられへん。
いったい何がどうなってんやろ?
しかし、やれやれ、とりあえずお金の問題は決着がついた。
友人と合流して、上海を楽しもう。

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ありがとうございました。