(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い
復興を心より祈念致します。)
気配がしてからも結構長かった。くねくねした上り道を何度か曲がっていく。
標識があってもネパール語なんでようわからんかったけど英語の標識もあった。
やった。とうとう見えた。
一目でそれとわかるそれらしきところだ。
広場があってバスが停まってる。カトマンズまで帰るバスはあそこから出るに
違いない。後で確認しとかんとあかん。広場の奥に道があって、参道みたいに
なっているのがわかる。煉瓦造りの美しい街のようだ。古びてるようやけど、
それがいい。
と思う。
早く行って見てみたい。
でも、その前に。
どっか飯食うとこないやろか?
広場に入る手前左側に大きなレストランがあるやんか。
これでいい。問題無い。なんやかや言うてられへん。
お客さんは誰も居てはれへんけど、「いける?」って聞いたら、うなずいてく
れた。とりあえず席についてビールを頼む。
「カトマンズビール?」初めて聞く。カトマンズでは出会わへんかった。
飲みやすい。いつものエベレストよりちょっとコクがある感じ。
で、念願の飯は?
メニューを見る。
どっちか言うと欧米系の観光客に狙いを絞ってる。そりゃあまあそうやろう。
無難な選択だ。しかし、そういうもんを食いたいわけではない。
で、とりあえずビールのアテにモモをベジタブルで頂こう。それとカレーだ。
チキンバターマサラカレーと言うやつ。名前はすごいなあ。期待して待とう。
比較的すぐにモモがきた。
カレーのタレにつける水餃子というのは、ネパールに来てすっかり慣れてしま
った。これはこれでいい。ビールのアテにとてもいい。
オープンテラスのレストランやから外を見ながら食べるのは気持ちがいい。
店はおじさんが一人で切り盛りしてるらしい。奥の厨房でゴソゴソやってるけ
どカレーはなかなか出て来いへん。
まあ、食べ出したから焦らへん。トイレにも行きたかったしちょうどええ。
他に客は来いへんけど、トイレだけ使いに来る人がいた。理由はあとで分かった。
ここには、公衆トイレが殆どないのだ
うだうだしてるあいだにカレーがやってきた。
ごはんは特有のネパール米だ。
パサパサしてるけどカレーに合うのだ。
スパイスの使い方が日本と違うようだ。強烈でもないけどスパイス感が強い。
結構しゃばしゃばカレーだ。
ネパール風にダルバートということで皿の上に小さなカレーや野菜を載せてき
て、混ぜ混ぜして食べるのかと思いきや、ダイヤミックに丼に入ってきた。
これはこれでいい。とてもいい。
めっちゃシンプルなカレーであった。でも満足だ。
のんびり出来たけど、まだ観光を全然していない。まず先にカトマンズへ行く
バスを確認してから出発しよう。
日本で調べてたら、チャングナラヤンからカトマンズまでは直行バスがなくて
いったんバグドグラという街で乗り換えるらしい。しかし、ここで聞いてみた
らカトマンズ行きの直行バスがあるらしい。1時間半ほどでつくという。
しかも一人60RP(約60円)らしい。
なんとすばらしい。
バスの時間を聞いておいて出発する。
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ありがとうございました。