プノンペンの街角もこれで見納めだ。
ホテルに戻ってチェックアウトしよう。
このホテルは若者向きのようで、ベッドが上の方にあって年寄りには使い辛い
けど清潔で気持ちがよい。従業員はキビキビしていてとても感じがいい。
ホテルから空港に行くのにタクシーを考えたけどトゥクトゥクやったらいくら
でもいてるのに流しのタクシーが見当たらへん。そういうところらしい。
それやったらと言う事でホテルのカウンターのおねえさんに空港までのタクシー
の手配をたのむ。さすが。びしっと時間通りに車がきた。
空港までの街の中の景色は少し違うようだ。
運転手は収入が少ないって嘆いていた。
空港までは約1時間、渋滞も殆ど無く順調に到着した。
プノンペンの空港はがらがらだ。これがアンコールワットのあるシェムリアップ
の空港やったら、中国人の観光客で溢れかえっているはずだ。2年前に行った
時、すでにそんな具合やった。
チェックインを終えて中に入る。
大きくはないが免税店もある。街中でお土産を買えなかったんでここで少しだ
け買っておこう。ハーブや香辛料が珍しい。
それでも時間があまったんで昼飯でも食おう。
おや、ビールはアンコールビール。
これってちょっと濃くてうまいのだ。
それにチキンカレー
カンボジア特有の味付けかどうかはわからんけどスパイシーでおいしい。
肉が多すぎるくらいだ。
ゆっくりしてるうちに出発時間がきた。特に問題はない。定刻発。
プノンペンーシンガポールもジェットスターはとても安い。確か数千円。
2時間程で、時差を入れると3時間ほどでシンガポールに着いた。
只今18:30頃。日本に向けての出発は深夜1時過ぎだ。
時間が腐るほど有る。シンガポール市内まで出てホーカーズという屋台村まで
行ってみよう。
スーツケースはシンガポールからホーチミンに行く時にこの空港に預けてある。
請け出すのはまだ早い。身軽な間に街に出るのだ。
とりあえず一旦出国する。
チャンギー空港はとても便利だ。
空港から直接MRT（地下鉄）に乗って市内に出て行ける。
しかし、気いつけんとあかんことがわかった。2駅ほど先にタメナラ駅という
のがある。ここで乗り換えんとあかんのだ。空港から直通で市内にでていう電
車はないのだ。この間はシャトルとして往復してるだけだ。わしらは間違えた。
気がついたらまた空港に戻っている。
ちゃんと乗り換えて又出発だ。
ほぼ満員の電車の中でもシンガポールの人達はとても行儀がいい。席を争うな
んて姿は殆ど見られないし、わしら老人を見かけたらすぐに席を譲ってくれる。
気持ちの良い国だ。
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ありがとうございました。
