タイ、カンボジア、アジアの原風景と街角に触れる旅ー27、アンコールワットへ

雨は一旦小降りになっていたがアンコールワットに着くころには又篠突く雨に
なっていた。挫けそうになるけどしゃあない。雨の中に突入する。

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真東から真西に一直線の正門に向かう通路を走ってとおりすぎようとしたら、
雨の中で子供達が楽しそうに水遊びをしている。

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なるほど前もそうやった。遺跡は子供達の遊び場でもあるのだ。楽しそうやね。
それで反対側を見たら、若者達が舟のそばで網を打っている。

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これもいいなあ。世界遺産の遺跡に混じって普通の生活があるのがええやんか。
さて、それでは先に急ごう。
今回はアンコールワット寺院の壁一面に施された乳海攪拌の浮き彫りをじくり
見るつもりなのだ。

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前回来た時は、予備知識がなかったんでえらい精巧なもん
やとは思たけど内容が何のこっちゃわからへんかった。

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これはマハーバラタと言うヒンズー今日の叙事詩の一部を画にしたもので、神々
が大亀の背中の上で天地の素となる乳海を攪拌して宇宙を創造する時の話なのだ。

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色んな場面を総合して壮大な壁面浮き彫り彫刻になっている。
このテーマってタイの空港にもあったし、カンボジアの他の寺院でもあった。
しかしこれほどの規模のやつは少ないのだ。
しかしまあ、薄暗い廊下の中やからあんまり綺麗に写真には撮られへんのだ。
けっしてカメラの腕が悪いわけではない?

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大急ぎで一通り見終わったら、まだ前回遣り残したことがある。
中央の塔に登るのだ。前回来た時、こんなとこいつでも登れるわって軽く考え
て一生懸命狭くて急な階段を登ってる人たちを笑って見ていた。しかし、しかし
危険なんで段々制約が強くなってきて、そのうち前面禁止になりそうな事を
聞いた。今のうちに登っておかなくては。

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あれれ。柵で閉じられてるやんか。
雨で危険やから登るのを禁止してるという張り紙があった。
まただめやった。
しからば次ぎ行こう。これも前回全く見過ごしたやつだ。
昔々、ここを訪れた武士がいたそうだ。そしてここを祇園精舎に違いないと
思ったそうだ。そして何か落書きを残していったらしい。そんなんあるって全く
知らんかった。今回それらしきとこにやってきたがようわからん。すると運が
ええ事にガイド付きの日本人観光客がやってきた。よこでこそっと聞いてると
これらしい。

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なるほどえらいもんや。
ようわからんけど。
とにかくも一回来て気が済んだ。
よかった。

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アンコールワットには雨が良く似合う。


より大きな地図で シェムリアップとアンコール遺跡 を表示

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ありがとうございました。