ネパール、古都とヒマラヤを感じる旅-34、オール手動のルンビニ空港

(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い
復興を心より祈念致します。)
国境の街スノウリまで行って戻るとそろそろ昼ご飯の時間だ。出来れば国境の
街で何か美味しそうな店があればって思ってたんやけどあんまり気が進むよう
な店がなかった。しかたない又ホテルで食べよう。しかしホテルでも地元料理
はもうあんまりない。やっぱり日系のホテルやからしょうがない。
不本意ながら日本食食べよ。

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不本意ながら美味い。
昨晩落雷で帰れなかった台湾の方達はもう居ないみたい。朝の便で帰りはった
んやね。わしらの本日の便はどうなるんやろ?
天気はええけど落雷はわからん。
用心のために早い目に行こう。
で、ルンビニの空港は超ローカルな空港だった。
地方のローカル列車駅の待合室みたい。
土地柄か僧侶姿の人も多い。

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チェックインカウンター前の椅子は殆どないんで早く来たら座る場所の確保に
苦労する。フリーWiFiは勿論無いんでネットで時間つぶしも出来へん。やっと
チェックインの時間が来たら、?、手動で処理してるんちゃうやろか?
ちょっと不安になる。
発着表示の掲示板はあるにはあるけど殆ど動かない。便数が少ない(殆どない)
からなんやろけどほんまに機能してるんか不安になる。乗り入れてる航空会社
は3社くらい。わしらが乗るブッダエアーはメインではないんやろか?
掲示板が動かないようでも時間がきたらそれなりに飛行機が到着して、しばら
らくしたら出発してる。
プロペラジェットの小型機ばかりだ。
わしらのフライト時間も近づいてきた。しかし、アナウンスはない。ほぼ同時
刻に出発する別の航空会社のフライトは案内が出た。わしらはどうなるんや?
乗る予定の飛行機がまだ来てないみたいだ。
1時間ほども遅れてやっとアナウンスが出た。
そっから安全検査に向かう。えっ、X線の機械がない。持ち込み手荷物のカバン
を手で開けて適当に中を見てる。
はい、おしまい。okだ。
飛行機に向かう。
わしらのスーツケースが運ばれてるのが見えた。手で押してる。検査はどない
したんやろ?

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見事に総てが主導だ。それで全部こなせるところがすごい。なんでもかんでも
手動であっても特に時間はかからない。スムースに席について、スムースに出
発だ。
飛行機は1時間程でカトマンズに着く。
飛行は順調だ。

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天気はええけど雲が多いんでヒマラヤ山脈は見えない。
だんだんとカトマンズが近づいてきた。
あれがカトマンズの街なんやろか。

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ぐっと下って行く。
今から思えばここを数日後にあの地震が襲ったのだ。こんな景色も今となれば
もう見られないのかもしれない。
夕陽のカトマンズに到着した。

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国内線の空港は寂しいものだ。ポカラもルンビニも大して変わらへん。

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唯一の違いは飛行機を降りたらバスが待ってる事だ。

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後はみなさんそれぞれ歩いて散っていく。
わしらは幸いホテルに迎えの車を頼んでおいた。

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ありがとうございました。