(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い
復興を心より祈念致します。)
さてポカラ2日目に入る。ホテル予約時に朝食は含まれずとあったんで外に食
べに行こうとしたら、スタッフがおはようの挨拶してくれながら、朝飯食うか?
と言う。「ついてないんやろ?」と言うと、ついてないけど無料でええよって
言うてくれる。なんて親切なんやろ。
それでこの朝飯。これで十分だ。その上、飲み物は何がいい?
とか、おいしいか? とか、これから何処へ行くんか? とかいろいろ世話を
やいてくれる。すごいおもてなしだ。
今から、フォクシンって山の中へ見にトレッキングに行くんやけど、登山の起
点の目安はシャングリラホテルらしい。歩いて行くには遠そうなんで、ホテル
のマネージャーに相談して、ホテルの車でシャングリラホテルまで送って貰う
ことにした。これで安心だ。
さて、今日はこれからフォクシンという所に行く。ポカラの街からは南の方、
サランコットの丘とかからは反対方向にある小さな山というか峠の村だ。
地元の人は殆ど知らないけど、どうやら日本人がガイドブックに紹介したんで
日本人には人気のスポットらしい。ここからもヒマラヤの雄大な景色が見える
という。片道3時間ほどで行けそうやからミニトレッキングには丁度ええかと
思い、計画をたてた。しかし、バスで行くにはとてもハードルが高い。
途中に河があって、吊り橋で渡るしかないらしい。車は総て渡渉しないといけ
ないらしい。それなら歩いていく方法を探ろう。
ネットを調べると色んな方法がアップされている。それらをプリントアウトし
して手探りで行ってみたけど、行かんとわからんことも沢山あった。
そのポイントをちょっとノートしておきたいと思う。
ポカラに長く滞在してる人はバスの乗り方も問題ないやろうけど、わしらのよ
うに来ていきなりの人はタクシーかホテルの車で、シャングリラホテルまで行
くのが分かり易いと思う。
そこからも結構わかり難いく間違い易いので注意が必要だ。
まずシャングリラホテルの前まで来たら、ホテル前の道をまっすぐ南に進むと
良い。地元の人は東の方を指さしたけど、そっちに行ったらだめだと思う。
その道は舗装工事中でバラスがごりごりに敷かれてるだけなんでとても歩き難
くかった。ちょっと歩くと右手に学校が見える。
この辺りで2つの選択肢がある。
その分かれ道で左に曲がって少しいくと、小川を渡ってあぜ道が伸びていて、
わかりにくいけどそっちに行くと近道だ。
或いは、学校の横を真っ直ぐ行く。途中で道が切れて、一面の畑になる。その
あぜ道を適当にえらんでひたすら南を目指す。
何れの方法でも、河に沿って東西に続比較的大きな道に行き当たる。
ここでも2つの選択肢がある。
ここを右に(西に)行くと、少しいったら左手河に下る道がある。そのまま行
くと河を渡る吊り橋へ降りるための階段がある。この階段が凄まじい。
ダムの発電所用パイプでその検査のための階段らしく。90度あるんとちゃう
やろかと思えるほどの急な石段が下まで一気の続く。とても危ない。
とてもお薦めできない。
わしらは間違えてこのコースを行ってしまった。
吊り橋を渡ると登山道らしきものがあるが分かり難い。
安全の為に左にトラバースしていくと結局これから述べる吊り橋のところまで
行ってしまった。
それで、もう一つの方法は、先程の広い道を左に(東に)向かう。
そのまま歩くと、右手、河の方へ下っていく緩やかな道がある。たらたらと下
っていくと大きな吊り橋がある。
これを渡るのが正解だ。
この河はとても谷が深いので道路から簡単に河原におりて渡ることはできない。
吊り橋の場所を理解して動かないとえらいことになる。
それで、吊り橋を渡ると、すぐに左(東)に曲がる小さい道がある。
これが登山道だ。まっすぐ行ってもいけるかも知れんけどやめた方がいいと思う。
しばらく、ぽかぽかとトラバース気味にあるいていると、右手に登って行く道
がある分かれ道に出る。
標識もなにもないけど、いかにもという風景だ。
ここを右に登って行くのが一番楽な登山道だと思う。
まっすぐ行っても上に行く道はある。(わしらも帰りはそっちだった)
しかし、結構歩き難いと思う。
わしらの間違い間違い行った経験によるアドバイスは以上であるけど、もっと
良い方法は沢山あると思う。
この先の記事も含めて参考にして頂けると有り難い。
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ありがとうございました。