(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い
復興を心より祈念致します。)
晩飯は何にしようと歩いているが、何でもいいようでなかなか決まらへん。
じいさんが二人でキョロキョロしながら、「何食おう?」、「何でもええで」
「どこ行こう?」、「どこでもええで」なんて言い合ってると実際は何も決ま
らへんのだ。それでいて偶々目の前にレストランがあったら、「欧米人向けの
料理しかあれへんとこはいややなあ」、「庶民的なとこがええなあ」、「ちょ
っと汚すぎんのとちゃうやろか?」なんて言い出して、入らずに通りすぎる。
そんなこんなを繰り返しながら行きつ戻りつしてやっと一軒の店に入った。
ネパール料理のベジタリアンフードの店らしいがチャイニーズフードもありそ
うだ。何がメインかようわからへん。
何となく妖しいけどまあええとしょう。
なかなか盛況のようだ。客が多い。そやからこの店にしたという事もある。
一番奥の席が空いていた。
何を食べよう。メニューもあるけど、壁に大きな絵入り看板がある。あれを見
ながら注文する方が分かり易い。
いろいろ悩んだけど炒飯のようなビリヤニのようなやつ。ほんとは本格的なビリヤニ
を食いたかったんやけどちゃうやろなあ。それとモモ。モモと言うのはネパール
やチベットの餃子みたいなやつらしい。初めて食うのだ。
いつものエベレストビールを飲みながら待つ。
料理がなかなか来ない。
入り口にいる団体さんのところにどんどん料理が運ばれる。
相当待って、やっとビリヤニ?が来た。
フライドライスとあったからやっぱりこれは炒飯やね。なかなかおいしい。
少しスパイスが感じられる。
しかし、ビールにはモモが合うんとちゃうやろか?
更に待つ。全然来ない。
他の客にはどんどん料理が運ばれる。
「こっちの遅いで」って言うと、「わかってる」とあやまるふりをする。しか
しこない。
やっと来た。モモが運ばれて来た。
と思たら他所の所へ。明らかにわしらの後から来た人だ。
また文句を言う。「わかってる。もうちょっと待って」と又言う。
わけ、わからへん。
次に来たやつを、「それわしらのんや」って強引に言うたらやっとくれた。
モモってこんな味なんか。やや堅めの皮の水餃子だ。特にどうと言うことはな
い。これはこれでおいしい。
カレーのタレが変わってる。これをつけると面白い味になる。
遅い昼飯を沢山食ったから、夜はこれくらいでいい。
客対応がもひとつやったけどまあ美味しい店だった。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。