(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い
復興を心より祈念致します。)
Fujiホテルはタメル地区の真っ只中、中心の通りから露地を1回、2回曲がった
ところにある。高級なホテルではないけど居心地が良さそうだ。日本語が通じ
るフロントマンも居てはるんで安心でもある。
(この人達やこのホテル、震災でどうなってしまったんやろ、とても気になる。
ご無事を祈りたい。)
荷物をおいて一服したら、街の探検を兼ねて飯を食いに行こう。
と言ってもこれと言ってあては無い。取り敢えず、ガイドブックで地元の人が
行くと書いてあった店を目指してみよう。
「タカリ・バンチャ」って言うらしい。
タメル地区の雑踏の中を歩く。
こんな感じ大好きやね。バックパッカーが多い。中国人がやたら多い。
わしらを見ると彼方此方から日本語で声がかかる。
今迄やったら、やかましなあって思うだけやったけど、今は何故かうれしい。
中国人がこんなに居るのにわしらを見分けてくれた。
面倒がらずに返事だけでもしよう。
角を曲がって、また曲がって、
「タカリ・バンチャ」の看板を見つけた。
大きな看板の半分が中国語やんか。
まあええか。
中に入ると、ちょっと時間が早いからかガラガラだった。
メニューは英語で書いてあってもようわからんし、適当に頼んでしまった。
多分定番のタカリディッシュやったんやと思う。
まずはビールで乾杯しよう。
エベレストビール。
なかなかおいしい。安定した味なんでこれからもこのビールばっかり飲むこと
になる。
料理がなかなかこない。
待ってる間にお客さんがちらほら入ってきた。
横で子どもがちょろちょろしてる。
やっと食事がきた。美味そうだ。
これが特長なんかもしれんけど丸い盆にお肉とカレーが2種、小鉢に入っている。
真ん中にご飯があって、周辺に野菜類、カレーや野菜を少しずつご飯の上にと
って混ぜ混ぜして食べたらええんやろか。そうやってちびちびと食べ進めると
いろんな味が口のなかで混ざって複雑でおいしい。
なるほどこれがネパールなんかと思いながら食べる。
しかし、何の脈絡もなくナンが食いたくなって、それを店の人に言うと、そん
なもんはやってないと言う。チャパティならあると言うんでそれも頂く。
これが又、ふんわりもちもちで美味しい。
幸せやね。
食べてると、店の人がきてカレーやご飯のお代わりはいらんかと言う。
肉以外はおかわりできるって聞いてたけどほんまやった。ありがたいけど、お
腹いっぱいや。
これで、2人で1500ルピー、ビールは520ルピー。
驚くほど安い。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。