さて、一晩寝たら、今度は杭州に向かって一泊旅行だ。要するに毎日ホテルが
変わるのだ。今回もホテルに荷物を預けて一泊分の荷物を持って行こう。
10人いたらチェックアウトも荷物預けもいろいろ手続きに時間がかなるのは
しょうがない。
その前に朝飯を食わんとあかん。
とりあえずこないだ行った包子屋さんに行ってみる。しかし、今日は日曜日だ。
一抹の不安がよぎる。
やっぱり。開いてない。
しょうがない他を探そう。しかし、日曜の朝早くは屋台も食堂も何も開いてる
どころか閑散としてる。
歩いてると、南京東路の店の軒下にホームレスの人が寝てた。
もしかしたら、ホームレスじゃなくて地方からバスか列車で出てきて、泊まる
とこ無いんで、街が動き出すのを待ってるんかもしれん。
大阪で言うたら心斎橋の商店街の真ん中で寝てはるようなもんや。
気の毒に。
うろうろしてるうちにええ店が見つかった。
ワンタンの店だ。
明るくて清潔そうだ。とてもいい。
朝は肌寒いくらいなんで、熱々のワンタンはちょうどいい。
ちょっと時間がかかって焦ったけどホテルの近くやから問題無い。
これで元気が出た。ホテルにもどって手続きして地下鉄に乗って虹橋駅まで行
こう。杭州には虹橋駅から新幹線で40分くらいで行けるのだ。地下鉄の所要時間
も40分くらい。新幹線は速いんやなあ。
中国で新幹線のチケットを買うのはちと面倒臭い。中国に居れば問題ないけど、
日本からやと知り合いに頼むか旅行会社に頼むしかない。しかもパスポート情報
を渡さんとあかんからそれもあんまり好ましくないけどしょうがない。
チケットと身分証番号が紐付きになってるのだ。
今回はしょうがないから蘇州旅行の車をチャーターした会社に頼んだ。
さて、虹橋の駅に着いた。
朝早いのにえらい人だ。
中国、特に上海起点の新幹線の便数はやたら多い。5分おき、10分おきに出て
るんちゃうやろかと思うほどだ。それやのにそれぞれが殆ど満員で運転しては
る。事故が起こったら怖いなあって正直思う。
待合所もいつも満員なんで殆ど座れない。出発時間がきたらどっと空くんで、
そのタイミングを待つか遠く離れたとこで座っとくしかないのだ。
しかも、15分前か下手したら10分前にゲートが開くんで、そっから階段おりて
列車の号車を探して乗るまでかなりせわしない。
ぐずぐずしてたらおいてかれると心配やのに、中国の人たちはちっとも慌てて
ない。時間ぎりぎりでも悠々としてはる。やっぱり国民性なんやねえ。
さて和階号がやってきた。日本の新幹線に似てる、似てる。
今回は、1等車に乗るのだ。中国の1等車は料金も待遇も日本ほどの差はない。
今回は楽をして行こう。
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ありがとうございました。