美味しい麺を食って表に出た。気持ちのええ良い天気だ。散歩するにはもって
こいの気分ではある。ちょうどここから次の目的地、「芸圃」まではこの横の
路地道を歩いて行くのだ。裏通りの奥まった所にあるんで車では行かれへん。
この辺りは蘇州の老街でもかなりの裏通りになる。所謂、小巷と言われるよう
なところだ。明、清の時代からあるのかどうかは分からへんけど、古い家が、
しかも、庭園があるような金持ちの家ではなくて庶民の家が真っ直ぐ行っては
微妙に曲がり、曲がっては又持ち直して真っ直ぐ行くような不揃い感が楽しい。
前に来た時はこの辺の壁や塀は崩れかけたり、汚れたりして、その汚れが漆喰
やから水墨画の滲みみたいで味があったような気がする。
屋根の瓦も壊れた家が多かったみたいやけど、最近綺麗に改装したみたいだ。
しかし漆喰は塗り直したもんやろけど建物は結構古いモノが残ってる。
ぼちぼちと歩いていると露天でピータンやらニンニクやらショウガやらいろん
なモノを売ってる人に出会った。先日のブログに書いたように、ニッキの皮や
ら、八角もある。思わず買ってしまった。
こんとこで買い物するのはとても楽しい。一行の一人はピータンを買った。
さぞかし美味しかったと思う。
こんなとこではあんまり値切ったらあかんのだ。
果物屋さんもあれば
鶏屋さんもある。
日本ではこんな売り方してないなあ。
絞めるの恐ろしいもんなあ。昔は田舎に行ったら、おばあちゃんが鶏を絞めて
ご馳走してくれた。
でも鳥インフルエンザに気いつけてや。
あれっ、奥でがちゃがちゃ言うのは麻雀してるんやんか。
楽しそう。中国の人ってほんまに麻雀が好きやなあ。
混ぜてって言うたら混ぜてくれるんやろか?
いっかい試してみたい。
うろうろしてるうちに芸圃に着いた。
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ありがとうございました。