9年前に書いた旅のブログをリニューアルします。文や写真、その後の気持ちや情報なども追加、リニューアルしてみたいと思ってます。
市場にはお店が多い。
あっちに果物やさん、こっちは野菜の店、魚屋に肉屋、露店の店が沸き立ってる合間、合間にご飯屋さんがこれまたたくさんある。どこでもええけど、決め手がない。
それに、ご飯モンの店が見当たらへん。お粥くいたいけどなあ。
雲呑や雲呑麺の店がやたらおおい。
一番客が多そうなとこに入ってみるか。
お店のルールがわからん。
それでまあ、えいやあと雲呑麺屋さんに入ってみた。
さっそくおっちゃんがやってくる。
なんとなく雰囲気がわかりにくい。雲呑麺屋に入ったつもりやのに、飲み物を聞いてくる。
お茶か？ 珈琲か？ 他のやつか？
そんなん要らんみたいなことをつぶやいたら、席料がいるみいたいことを言う。
言葉がわからんからなかなか意思疎通ができへん。
どうやら、この店自体と屋台の雲呑麺屋とは別モンみたい。場所を賃貸ししてるんかどうかはわからんけど、席と麺とは別ということらしい。
知らんけど。
難しい。
それでお茶と珈琲が出て来た。
まあええけど。
席料と併せて3人分2.60RM（当時の値段）、安いもんやんか。
麺をいただく。
とてもおいしい。
素朴な味だ。雲呑と水菜みたいなんとソーセージみたいなんが入ってる。麺も硬い目でつるんとおいしい。
出汁はあっさりした薄味系。
市場の喧騒の中でほっと落ち着けた。 
屋台は移動式。
なるほど、よう見たら雲呑麺の屋台は移動式だ。
よう考えたら屋台が移動式というのは当たり前だ。
そやから屋台という。
必要な時に必要な場所に店をだす。簡単明瞭だ。
市場はまだまだにぎやかだ。
大きな魚もある。
野菜もある。
油条（揚げパン）もおいしそうだ。
では、わしらは、元気よく、朝の観光に出発しよう。
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このあたりを歩いた地図。
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