青春18切符の旅、安浦、松山、桜見物-17 「蒲生うどん」を頂く

本場の讃岐うどんちゅうても実際のとこは大阪の方がおいしいんやでって聞か
されることがよくある。そない言われても行ってみんことには分からへんやん
かと思う。それに店自体のディープさにえらく関心がある。何やら田圃や畑の
真ん中に小屋みたいなんがあってそこで製麺してて、客がいったら丼持って、
それに湯掻いた麺を入れてもらう。そして自分で出汁かけて、もしかしたら
ネギも畑でとって刻んで、テーブルの上にある天麩羅やらも載せて、ずずっと
かき込むというスタイルらしい。それ聞いただけで身を乗り出してよだれが出
てきそうになるではないか。しかも冷や冷ややら冷や熱やらいろんな専門用語
が飛び交って、それ知らんだら欲しもん食われへんらしい。
そんな戦闘的なとこで太刀打ちできるやろか。
そんな典型的なとこかどうはとにかく行ってみよう。

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鴨川の駅についた。も一回しっかり地図を見直して、トイレに行く。行列がす
ごかったらトイレ行かれへんかもしれん。駅を降りたのは4人、わしら2人とあ
と1人は改札で立ち止まってた女性。もう1人はわしらとトイレからでてきはった。
多分女性と連れで、わしらみんなもしかしたら「蒲生うどん」さんに向かうん
かと思った。「お互いに讃岐うどんでっか」と言うようななごんだ会話ができ
るんかなって思った瞬間、そのお兄さんは猛烈ダッシュで小走りに歩き始めた。

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女性は連れではないようで、途中でどっかに行ってしまいはった。
わしらはのんびりではあるが、少々足早に歩く。
あのお兄さんは遥かに小さくなって向こうの方を風のように進んで行く。
たしかに田圃の中にあるみたいやなあ。

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ええ感じのお家もあるやんか。こんなとこで住んだらええやろなあ。

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途中で道を聞いてやっと到着。
やっぱりえらい並んではる。

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それでもずるっとうどんを食うだけやからそんなに待たんでも順番がくる。
さすがに風のように先に行きはったお兄さんは行列の大分先にいた。
中に入って、すぐ左のカウンターでお兄さんに熱々と言って熱いうどんを入れ
てもらって奥へ行く。そこにある寸胴から熱い出汁をすくってうどんにかけカ
ウンター横のお母さんにお金をはらってトッピングをのせる。

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温卵には一発で割れるようマジックで太い線が入ってたけど何の事かわかった
のはうまいこと割れんで苦労したあとであった。
空いた席を探して座る。これでやっと食える。

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なかなかおいしい。出汁も濃くなくてちょうどええ。しかしちとぬるめかな?
うどんは腰があるとは言い難いけど、大阪の人間にはこんなもん。
それより雰囲気を味わえてよかった。
今日は2軒はしごするからここはこれくらい。
ご馳走さんでした。


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ありがとうございました。

蒲生うどん

昼総合点★★★☆☆ 3.8

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