やみつきになったというわけでもないんやけど、しばらく食べてないと無性に
食べたくなるお店って時々ある。最近は、北加賀屋の「ニューとん助」さんと、
この土塔の「ぜにや」さんだ。どちらもかなり敷居が高い。値段が高いんでは
なくて行列が怖いのだ。それでもお肉が食べたくなったら「ニューとん助」へ、
うどんが食べたくなったら「ぜにや」さんに行きたくなる気持ちは衰えないし、
肉やうどんを食べたくなくなる事もないようなのだ。
どちらも裏町食堂と言える辺鄙なところにあるけど、「ぜにや」さんは極めつきだ。
ごくごく普通の住宅街の全くそれらしくない裏通りにひっそりとある。それでも
知る人は知るで、何時でも大行列やから凄い。
しかも、1人分ずつ丁寧に作りはるし、天麩羅も一々その場で注文を聞いてから
揚げてはるからたっぷり時間がかかる。行列は中々減らないのだ。
それでもやっぱり行きたくなる。
それで、何度か試行錯誤するうちに、トータルで待つ時間が一番少なくなるで
あろう方法を発見した。わしとしてはこれしかないと思う。
しかし、それを教えるわけには行かない。皆さんに真似されると台無しになる
方法だからだ。それに誰にもその方法がいいとは限らない。
それに聞いたら誰でもそんな当たり前やんと言うに決まってる。
そやからそれはそれでええのだ。
それぞれの思い込みでやるしかない。
でまあ、この日もノコノコとやってきた。
やっぱり行列やけど予定通りくらいで目の前にうどんがやってきた。
最近は殆どぶっかけうどんを食べる。それも天麩羅のフルセットやったり、
鶏唐揚げトッピングやったりは避けるようにしてる。勿論、そういうのはとても
美味しいんやけど量が多すぎて一日腹がもたれた状態になる。普通のうどんや
釜揚げうどんにしないのは、ぶっかけの鰹がよく効いた出汁がとても美味しい
からだ。これはやみつきになっていてやめられへん。それに麺少なめ、これも
フルフルあるとわしら年寄りには食べ切られへん。
この日はチク舞茸天ぶっかけを頂いた。チク天はいつものようにふわっと
してながらボリュームがある。舞茸もサクサクと歯触り良くとても美味しい。
しかも出汁がやっぱり絶妙だ。
暑いから冷やぶっかけにしたけどそれがちょうどええ
やっぱり大満足やね。
こっちはその前の回に食べたチク玉天ぶっくかけだ。同行者のエビ天も1つ頂いた。
これも又、素晴らしい味、この時は熱いぶっかけやったと思う。
寒くても、熱くても美味しいうどんは美味しいのだ。
食べ終わって、店をでると、表にはびっしり行列が。
やれやれこの人達はいつ食べれるのやら。
いつも、いつもご馳走さん。
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ありがとうございました。