えらい大っきい城やなあって思う。リフトで大分上ったはずやのにまだ上に行
くのだ。丘の上に聳え立つ城は、正岡子規が、「松山や 秋より高き 天主閣」
と謡っているが、今は満開の桜の炎の海のうえにに黒い天守閣がくっきりと屹立
している。
美しい城壁の道を花に浮かれて上っていく。
若いお母さんたちの腕にも力が入っている。
ええ感じやねえ。
さあ、城門に入っていこう。平日やけど大盛況なんはしょうがない。
桜は満開なのだ。
この天守閣に桜、それに真っ青な空、ほんまによう似合うわ。
それでは、お金も払った事やし、天守閣に入ってみよう。
外観の印象深さに比べたら中は平凡だ。しかし大きくて広い。
勿論、何度か再建されたんやろけど、かなりしっかりと昔の姿を残してるんか
もしれん。
四国の背骨、石鎚山系の山々なんやろか。
大阪城やら和歌山城やら姫路城やら岡山城やら犬山城やらいろんな城を見た
ことはある。特に思い入れがあったり、何かにうるさいというわけではない
んで違いはようわからんけど、どっか印象がちがう。
何やろと思たけど、下から見ても上から見ても、いろんな出丸が沢山みえて
それぞれがうまい具合に配置されてるようにみえる。
そういう配置の妙と石垣の美しさが一味違うええ感じを作っているんではな
いやろか。
今日はそれが桜に埋もれている。
なかなかええ眺めやった。
それにしてもええ天気やから暑い。人が一杯やから余計暑い。
アイスでも食べて一服しよう。
その間にもどんどん人が増えてくる。どうもロープウエーと言うよりは歩いて
上ってくる人の方が多いようだ。ほんまはわしらも軟弱せんと歩いて来たらよ
かったんや。
今回は運がええことに丁度満開の花見の時に、ここに来ることができた。
ありがたい。
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