青春18切符と富士山と芦川村の旅ー11、民宿に帰る

農産物直売所でおばちゃんたちとお喋りしてカレーうどん食ってゆっくり和ん
でいるうちにすっかり夕暮れ時になってしまった。真っ暗になる前にもう少し
だけ村の中を歩いてみよう。気になるところがある。
山からおりて民宿に着く前に、このあたりに特有の石垣でかこった段々畑が荒
れ果ていて、その上にある家も廃墟のようになっていた。民宿の人の説明では
住人のいなくなった家が少なくはないのだそうだ。
過疎化、高齢化がもたらした現実だ。
そういえばわしの田舎の実家も誰も住まない、住む予定もないという状況で
ほったらかした挙句、傷みに傷んで結局解体せんとあかん事態になってしもた。
他人事やなくて身につまされる。

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こういうりっぱな畑地が荒れ果ててしまうのはもったいない。
絵の素材としてはなかなか面白いんやけど、それもねえ。
放りぱなしのビニールハウス跡も痛々しい。

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山の稜線にも夕暮れが近づいてきている。

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しずかなええ山や。
村の中の道で、お地蔵さんを見つけた。どっかでほったらかしになってたのを
集めてきたんやろか。

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こういうのもええ感じだ。
民宿に帰ってしまう前に、明日の朝帰る時に乗るバス停を確認しておこう。
さっきの農産物直売所で場所を聞いておいてよかった。河口湖から来るバスと
石和温泉に行くバスではコースが違うんで、村のバス停も違うところなのだ。
あぶないとこやった。
民宿に戻ったころはもう日が暮れていた。

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ここが、「すずらん荘」と言う民宿だ。
たぶんこの村で泊まれるのはここ一軒だ。予約の時に、介護があるんで朝晩の
ご飯は出せないけどって言われたけど、やっぱり村で泊まりたかったんで、
無理やり押しかけた。だからご飯がなくてもしかたないのだ。
民宿は写真でみるとかなり老朽そうやけど中はきちんとしてて快適だった。
お風呂を頂いて、山が暮れていくのを見ながら、おにぎりとつけものを肴に
ウィスキーを飲む。
テレビもネットもないし、必要もない。
こういう時間もええもんやないか。
時間がゆっくり流れる。
そういえば、あの茅葺屋根の家のそばで会うたお婆ちゃんが教えてくれた。
昼行った新道峠からさらに上っていくと釈迦岳って山があって、そこまで登っ
たら、山の上にお地蔵さんがあるんやそうな。その前に立つと、目の前にこん
な大きな富士山がいきなり見えるんやって言うて手を大きく広げてみせてくれ
た。お地蔵さん越に見る大っきな富士山、見てみたい。

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ありがとうございました。