雲南省、元陽、建水の旅-21

雲南省、元陽、建水の旅-21 建水、団山村古鎮
今回は、特注ではあるが、一応ツアーだというのをちょっと安易に
考えていた。行きたいところは、あまり無茶でなかったら、言えば
どこでも行ってもらえるだろうと思っていたのだ。
それで、来る直前に調べていたら、建水には団山村というところにに古鎮が
あって、かなり古い建物が保存されていて、そこで実際に暮らしているという
事であった。それで、昆明に到着した時に旅行社にその話を出したが、
何となくうやむやで、現地に行ったら運転手と相談してほしいといった
ような事になってしまった。事前に聞いていないところは原則として
行かないという事のようだ。
丁度、本日の建水での予定は、予想より早く終わったので、団山村に
行きたいと言い出した。行くための費用や入場料は別途負担するから
ということで要請すると、運転手は、道がわからないからと聞きに言った。
それで帰って来て、「確かに「団山村」というところに古鎮はあるが、
古い門だけがあって、あとは何も無い。村があるだけだ」と言う。
「それでもいいから行きたい」というと、この車では行けないから、
タクシーで行くと言い出した。それで、タクシーを見つけて交渉しているうちに
その村を知っているというおじさんが通りかかって、案内してやるという。
「それなら、この車で行こう」という事で無事出発だ。「やれやれ」
着いてみたらなかなか好いところだ。
昔の豪族の屋敷を中心に村が出来ていて、小さな村が一塊に保存されている
ようだ。屋敷などは観光用に開放しているが、その他は普通の暮らしがある。
田畑に囲まれた田舎の村そのものなので、長閑で落ち着きがある。

 

ガイドは、盛んに子供達に道を聞いている。そして、手を繋いで案内してもらっている。
「いったい何のガイドなんだ?」、人なつっこさと熱心さは買うけどね。
ここでも、子供しか普通語は通じないようだ。

 

何組かは観光客が来ているので、間違いなく観光地だ。
我々の旅行社が知らないだけだった。どうなってるんだろう。