雲南省、元陽、建水の旅-07

 

雲南省、元陽、建水の旅-07 食後のデザート
おいしい昼ごはんだったので大満足だ。
こういう風に新鮮な野菜が揃っていて、味もいいレストランにはなかなか
当たらないので、今日は運がよかった。
昆明からここへ来るまでは殆ど高速道路だった。
周りは、花が一杯。農作物が一杯の豊穣の土地のように見えていた。
しかし、高速道路ですら、路傍でモノを売っている人たちがいる。
スイカを売っている人もいたし、バナナを売っている人たちもいた。
子連れの人が多い。
車がビュンビュン走るそばで、露台を出して、売っているのだ。
花を売る母娘も気になる。
豊穣の地でも貧しい暮らしをしている人たちが多いのだ。

食事を終えて、再び車にのる。
しばらく走ると、果物屋の露店が集まって、大々的に市のようにして果物
を売っている。車を停めて買う人が多いようだ。
「何か果物食べてみませんか」、「無理に買わなくてもいいですよ」
という事で、店を覗くと、どんどん試食させてくれる。
マンゴがある。マンゴスティンもある。
パパイアもある。ドリアンすらある。
バナナもあるし茘枝もある。
南国のありとあらゆる果物がそろっているかのようだ。
食べてみると、確かに甘いが、それほど素晴らしい味でもない。
やはり、本場にはかなわないのだ。
マンゴと茘枝を少し買った。
「バナナはどう?」と言ってくる。
ちょっとなら買うと言ったが、1房丸ごとでないとだめと言う。
1房丸ごとで15元だ。まあ、分割してもらうような値段ではない。
しかし、そんなに沢山買っても食べられない。試食してみると、あまり
美味しくない。
「やめとくわ」
試食だけでデザートは十分だった。