もしかしたら、天橋立を見下ろすビューポイントとしてはここが一番なんかも
知れんと思った。
タンゴ鉄道天橋立駅の裏の方に、天橋立ビューランドに行くロープウエーとリ
フト乗り場がある。同じ料金(800円)でどっちに乗ってもいいのだ。ロー
プウエーは20分か30分間隔で動くし、リフトはひっきりなしに動いている。
リフトの乗り降りに問題がなければこっちの方が効率がいい。
リフトに乗って上に上がっていくと、降りてくる人たちが騒いでいる。
「きゃあ、信じられへんくらいええ景色よ」
「もしかしたらこれが一番かも」
「すごいわね」
そんなにええ景色なんかと思うが、上りのリフトにしがみついて、頭だけくり
っと簡単に振り返えれるほど体が柔らかくない。
そやけでちょっとだけ体を捻って、どや。
さて、展望台に着いた。
なんかモノレールみたいなのがぐるぐる回っていて、これはなんやろと思う。
これに乗ったらもっと景色ええんやろか。
殆ど意味ないと思うんでパス。
さすが、飛龍観といわれるだけあって、なかなかいい眺望だ。龍が体を捩じら
せながら勢いをつけて天に向かうような感じがしないでもない。
ちょうど天橋立の付け根にある港から遊覧船が出る所だ。
天橋立の右側の海岸がきざぎざと鋸の歯のようになっている。
展望台から見える景色の説明板があった。
越前岬、能登半島、白山等が遠望できるそうだ。ほうあれがそうなんかと目を
凝らす。
しかし、左には朝鮮半島とある。右にはもっと遥か、ウラジオストックと書い
てあるではないか。あっちの方角と言うのはそうなんかもしれんけど、ほんま
に見えるんやろか。今は霞んで海と空が茫漠と溶け合っている。
そこそこ居たら、退屈してきた。
もう降りよう。
なるほど下りのリフトの景色はなかなかええやんか。
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