今年で3回目になるが、毎年ゴールデンウィークの連休に有田の陶器市に行っている。
それまでは、外国の磁器が好きで、マイセンやヘレンドやロイヤルコペンハーゲン
などなど興味があって、旅行に行った時や国内で安売りがあったりした時に
我が家で買える範囲かったり、見て楽しんだりしてきた。
しかし、ヨーロッパで著名な磁器も元を辿れば日本や中国の磁器の素晴らしさを
真似て始まったので、原点は中国なり日本なりだと思ったら、やはり中国、日本を
よく見たみたいという気持ちになってきた。中国なら景徳鎮だが、今はいったん
戦争や文革で壊れたしまった技術を再興している時期のような気がしないでもない。
良いものも沢山あるが、どうしても昔の物に目がいってしまう。
しかし、興味はあるのでもっと追求してみたい。
日本では、今は有田、鍋島に惹かれている。
最近は磁器を売る店の人とも親しくなって、「○日に行きますよ」と言うと
「迎えに行きますから」と言ってくれる。
そして、いろいろ教えてもらいながら案内してくれるので楽チンだ。
今年はエライ楽ができた。
勿論、「いいものを見る」、「運がよかったらいいものを安く買う」という
楽しみはあるが、此処まで来るのは、雰囲気を楽しむと言う意味もある。
陶磁器の店が通り一杯、溢れるほどあって、夥しい人が行き来していて、
皆陶磁器を見たり、触ったり、値段交渉したり、賑やかだ。
そういう賑わいの中にいると幸せな気持ちになる。
今回はそれに加えて、今までとは傾向の違うものも幾つか買えたので
それもゴキゲンだ。
楽しみは増えるばかりだ。
モノはモノで又ゆっくり紹介して行きます。