これでも国道なんやろか? 絶対ちゃうやろ。舗装のない道路はがたがたやし、
しかも狭い。軽といえどもすんなりすれ違いは無理だ。どっか路肩がちょっと
だけ広いところで待機するか、そこまで戻ってすれ違う。それでもこの辺を走
る人たちは慣れているのか、すいすい行っているようだ。坂がきつくなると、
降りて押そかと思うくらいうんうん言うてるのに結構平気で走ってはる。
乗ってるだけで疲れるわ。
それでやっとかなり上に上ってきた。風が吹いて涼しそうやなあって思った時、
車が止まって、「休憩しよ」と言う。
最初からここを予定してたんやろう。かなり年配のおっちゃんとおばちゃんが
やってる峠の茶屋みたいなとこだ。但し、席は無い?
「あんたらはあっちへ行き」と階上を指差す。
おっちゃんが狭い階段を上がって案内してくれる。室内に入るんかと思たら、
室内は居住スペースだ。その前の狭いベランダに椅子を置いて、ここに座れ
と言う。
えらいとこやなあと思いながら下をみたら、眼下の斜面一面に茶畑が広がって、
渓谷を眺めおろす景色が絶景やんか。
風が吹いて涼しい。冷房はないけど気持ちが良い。
ほならビールを頂くか。
いつものビールだ。直前に冷えたやつをおばちゃんが買いに行ってくれたみた
いだ。濃いやつだ。
弁当はあいかわらずのサンドイッチ。
この肉も一緒やなあ。
でも何故かおいしい。
鶏もいてる。おっちゃんもおばちゃんもええひとそうや。
こいつを食うとは言わんけど、ここで何か料理をして食わして欲しかったなあ。
それはかなり心残りだ。それでしょうしょうお腹がどうこすしてもええやんか
と思わせる環境であった。
おっちゃん、おばちゃんの存在感もなかなかいい。特におばちゃんの顔はしっか
り覚えておこうと強く思った。
けど忘れた。
さて、茶畑を過ぎたら、
ダージリンが見えて来た。
もうちょっとや。
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ありがとうございました。