しかし上ったりくだったり日本だったら山容はそれほど大きくないけど、こっ
ちは何と言うてもヒマラヤの麓だ。山の規模もでかい。
途中の道からは、越し方が見える。チベット寺院も遥か彼方だ。
山中でふと見かけた女の人。木陰の中で赤子を背負って立っていた。何故か存
在感に打たる。何故かわからん。インドでは貧しく見える人ほど威厳があるよ
うに見えるなあってずっと思ってる。
こんな遥か下の方を通って上がってきたのだ。
ガイドが、あの変は私が生まれ育った村ですよと教えてくれた。
自然に囲まれたええとこや。こんなとこで民宿かなんかで泊めてくれたらええ
なあと思う。
ここから又、反対側に下りに下って行く。又1000メートル近く降りきったら最
後の登りだ。
もうすぐホテルだ。
殆ど山のてっぺんにあるホテルに着いた。
コテージ風の立派なホテルだ。わしらには似合わへんけどまあええのだ。
遠くに見えるのはペリンの街かな？
これで又、ヒマラヤに近づいたことになる。明日はいい景色が見られるやろか？
晩飯食って早く寝ておこう。
チェーンホテルやから殆ど同じスタイルだ。
スープから始まる。
チーズを食って、
できるだけ少ない目に。
チャパティはおいしいからはずせない。
ゆで卵カレーやって。なかなかうまい。
いつものようにマサラティで閉める
又食いすぎやんか。
より大きな地図で ペリンホテル を表示
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