インド、ダージリン、シッキム遊-14、ガントクのバザールを周遊

昼飯をゆっくりゆっくり食った。天気は曇りではあるがその分温度が低いので
過ごし易い。その為と言うわけではないがビールをしこたま飲んで体が重い。
しかし折角旅に来たんやからのんびりしてるわけにはいかない。
街に出て行こう。
午後はガントクのバザールを巡る。

ガントクと言うのは元シッキム王国の首都だったところだ。そのシッキムは昔
はチベットの属国だったこともあると言う。だから中国(清朝)、チベット、
シッキム、更にはインド、イギリスも絡んで複雑な情勢がずっと錯綜していた
のだそうだ。中国がシッキムをインド領だと認めたのもつい最近の事なのだそ
うだ。それで今でも中国(チベット)との国境では小競り合いが時々あるとい
う。○○諸島のように時々侵入してくることもあるのだそうだ。陸も海も状況
は似てるんかなあ。その為か、わしらのようにシッキム州に入る外国人旅行者
は許可証を得なければ入れ無い程厳しいのだ。
それにこの地は昔のシルクロードの一環でもあるらしい。山岳高地を結ぶ交通
の要所でもあるのだそうだ。
歴史に翻弄されたシッキムの最後の王様はアメリカ人の娘を嫁にしてニューヨ
ークで寂しく死んだのだそうだ。
それはそれでおいといて街にくりだそう。
グリーンが基調のカラフルで古いけど感じの良い街だ。人が多いけどあくせく
してない。歩いていても圧力感がない。

ちょうど学校の退け時なのか学生達も多い。
ヨーロッパの裏町にいるような気がしないでもない。

この人は何を売ってるんやろ。気になるなあ。

見るからに妖しげな骨董屋さん? 土産屋さん? おもろそう。

坂道の街やから、こっからずずっと下がって行ったらどこへ行く?

では次ぎの通りに行こう。
おっと、雨が降ってきた。


より大きな地図で ガントクのホテル を表示

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ありがとうございました。