インド、ダージリン、シッキム遊-23、山を下って州境へ

歓喜の行のありがたいお姿がまだ目の中に残っている。ありがたや。ありがたや。
と唱えながらひたすら道を下る。今日の行程は山を三つではなくて、一つ下った
ら川に沿って下の道を行って、最後にダージリンのある山に登っていくようだ。

今までの山の上の道と違って上り下りは少ないし、常に川を見ながらの道中は
気持ちがいい。

しかし道路は結構荒れている。高低差は少ないが揺れるのは変わらない。それ
にインドでは山道でも結構強引に追い越しをして行く。
わしらの車とて例外ではない。ぷーぷー鳴らしながらどんどん追い越していく。
結構きわどいと思わないではないが皆さん平気でやっている。山の多い地域や
からジープやトラックが多いけど、軽四も多い。中でもスズキの軽が頑張って
いる。追い越すかどうか、早く走るかどうかは車の大小の問題ではなくて、気
力の問題なんかもしれん。わしらの車が追い越す場合もあるし、追い越される
時もある。軽でもどんどん追い越してくる。
殆ど舗装してない道路を抜きつ抜かれつ、まるでラリーみたいな走行だ。

村も通れば、お寺も通るし、橋も渡る。
そうこうするうちにちょっとした集落のあるところに出た。

この道路、国道であるはずやけどがたがたの山道ではある。PAやらSAと言った
ものがある気配は全くないけど、ガソリンスタンドがあって、自然発生的な休
息所になっている。水を買って、トイレに行ける。

ちょっと一服するのにちょうどええ。

こっからもう少し先に進むと州境に出た。
結構厳しいみたいだ。
ガイドさんがわしらのパスポートを持って手続きに行ったがかなり時間がかか
ってる。

待ってる間にうろうろしてたら立て看板があった。
中国人、ミャンマー人、パキスタン人、ナイジェリア人は特別な許可がなけれ
ば入れないと書いている。こういう国といろんな問題を抱えてるんやなあ。

でも、入れなくても出るだけやったら問題ないんとちゃうやろか?
後で聞くと、日本人であってもどこへ行って、何をしたか? 中国との国境に
行かへんかったんか? 何で行かへんかったんやとか色々聞かれたそうだ。
何で行かへんかったんや? と聞かれてもねえ。


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