いよいよ集落に入っていく。棚田の村と言っても田圃や畑があるだけではない。
それなりに体裁のととのった一つの村であるらしい。小さいながら役所や学校
なんかもあるようだ。
更に奥に入っていくと、ご飯屋さんなんかが並んでいて、そこから民家になる。
其の先には赤いちょうちんがぶらさがった古くはあるが粋な建物があるではな
いか。
これって何なんやろ?
湯治場みたいな感じやな?どっかに温泉って書いてたような気もするんで温泉
が出るんかもしれん。
エイズの看板なんかがあったんはまさかこのへんは夜になると歓楽の巷に一変
してまうんやろか?
想像は限りなく膨らんでいく。
しかし目の前には健康的な棚田の景色がひろがってすがすがしい。
こういう対比って面白い。
妖しい建物もこれだけ古びてると風格がある。屋根の瓦の具合もいい。
本当は妖しくないやろから、こんなとこに泊まってゆっくりするのは楽しいや
ろと思う。夜は何もなくて退屈でしょうないかもしれんけどそれも又いいでは
ないやろか。
鶏くんたちも楽しそうにちょろちょろしてるけど、
もしかしたら、わしらが飯食いに行って、鶏料理を注文した瞬間運命が決まる
んかもしれんなあ。
こういう竹のような林があるのもこの地方の特徴のような木がする。
こういう景色は雨が似合うのだ。
こんな感じも画になる。
棚田といっても今は2月、稲が生え揃っている訳ではない。田植えの準備中の
ところもあればまだまだのところもあるようだ。
ここの棚田は雲南省や貴州の棚田のように広大で果てしないというものではな
さそうだ。
田圃の数は多いけど、山が急で田の面積が狭い。急な斜面を細かく細かく刻ん
で丁寧に収穫をしているのだろう。
何とはなく愛着を感じる風景だ。
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