大阪、福島、「かく庄」の特製焼きそば

前にも言ったことがあるけど、福島には書画の道具のスーパーみたいな店があ
るんでわりとよく足を運ぶ。食いもんやの多い街やから抱き合わせに昼飯を食
う事にするのも楽しみの一つだ。
今回はお好み焼き屋さんに行ってみよう。ある日のテレビ番組で(テレビばっ
かり見てるわけちゃうけど)たまたまこの店の紹介があって行ってみたいなと
思っていたのだ。場所は福島駅を出て線路に沿って南側のガード下の食いもん
屋街の中にある。
まえの、「にのみや食堂」も昭和の匂いがぷんぷんしてたけど、この中に入り
込むと、やっぱり同じような風景と匂いが漂っている。

と言いつつまるっきりピンぼけやね。
中に入ると、幸いカウンター席が空いていた。目の前に鉄の更が積み上げられ
てる。何やろ?
よう見たら、積み重ねた下からガスの小さな炎が見えた。料理が冷めないよう
予め鉄の皿を暖めてるみたいだ。
こういう気配りの店なのかと改めて店内を見回した。
いかにも常連さんが居心地がよく過ごせるような感じだ。ところが今はちょっ
と時間が早いんでまだ現れてないみたい。それよりもグルメ誌を見て来たよう
なグループが2、3組いてる。まあわしもその口やけど。
そのうち常連さんが入ってきて、最近えらい混むようになったなあって言って
る。「SMAPが来てからえらいことやわ」っておっちゃんも言ってる。なるほど
そういうことなんか。「しばらく辛抱せんとあかんなあ」みたいな話をしては
った。それでわしが頼んだのは「特製焼きそば」、お好み焼きも食べたかった
けどいっぺんにそんだけ食べられへん。
常連さんは焼きそばを頼んだあと、「お好み焼き 半分てやってくれる?」っ
て頼んでる。「そうか其の手があったか。しもたなあ」って思う。それより、
その人に、「半分ずかしませんか?」って言うべきやったなあとも思う。
気が弱いんで思てもよう言わんかった。
さて、鉄板の上で、お好み焼きなんかが焼きあがると、おっちゃんはおもむろ
に暖めた鉄の皿を下から順に抜き出して、料理を載せている。
わしのやつも来た。

ボリュームたっぷりでおいしい。しかもいつまでも熱々やんか。
量が多いんで定食にせんでよかった。

その代わりついビールを頼んでしまった。やっぱり焼きそばやとビールが欲し
い。
今回も時間旅行。
ご馳走さんでした。

店名 「かく庄」
ジャンル お好み焼き、焼きそば等
住所 大阪市福島区福島7-1-10
電話 06-6458-8139
営業時間 11:00~23:00
定休日 不定休
メニュー 日本語
言語 日本語

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ありがとうございました。