南風会水墨画自由展というやつに仲間と一緒に出展していて、その展示会がと
うとう終わった。6日間というのは長いようで、あれもう終わったんかいなと
いうような日々であった。
いままでは皆さんにお任せして当番にもあまり参加していなかったが、今年は
その罪滅ぼしもかねて割りと積極的に店番をさせていただいた。
場所は京都祇園四条、観光地の真っ只中だ。
毎日、毎日、暇でしゃあないやろなあと想定して、本やらパソコンやら持ち込
んで対策は十分であった(無料で使えるWiFiまであったのだ)けど、実際は、
殆ど必要なかった。毎日、毎日、それなりにお客さんが来てくれていたのだ。
友達の友人、知人は勿論、通りすがりの方もいろいろいらっしゃる。ちょっと
気になってというおぢいさん。おばあさん。京都へデートに来たついでにと言
う若いカップル。水墨画に興味示すとはええとこあるやんか。イギリスから2
週間の旅行に来ているという英国人。掛け軸の裏地の生地に興味を示しておら
れた。画には興味あったんやろか?
自分にとっても、普段は自分の画も他人の画もちらちらっと見るくらいでじっ
くり見る機会があんまりない。しかし、こういう機会にお客さんと一緒に、あ
るいは暇なとき一人でじっくりみていると、今まで見えなかったものが見えて
来る気がする。うわべだけであんまり簡単に人を判断してはいけないのだ。じ
っくりみてたらそれ以上に意外な発見もあるのだ。
それに、せっかく見に来てくれはったんやから、ちっとでも見てはる画のええ
とこを理解していただこうと、結構熱心に解説するぢいさんになっている自分
を発見した。
みんなの画のええとこをわかって欲しくなったのだ。
お客さんからしたらうるさいぢいさんがいてさぞ迷惑だったろうと思う。
それにまあ、自分のを含めて展示してある画に興味を示してくれて、いろいろ
良いご意見を頂くと、まあ、かなりのお世辞や社交辞令もあるんやと割り引い
て聞かないといけないものの。うれしいものだ。
いろんな人と話をできて楽しかったし、元気を一杯いただいた気がする。
私自身の友人は少なかったけど、それは私の日頃の不徳の致すところ、忙しい
中を無理して来ていただいた友人たちにはお礼を申し上げなければならない。
ありがとうございました。
次は何時あるかわからないけど、皆さん又よろしくお願いします。
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ありがとうございました。