東北、奥の細道の旅-01 仙台へ

台湾ほぼ一周の旅を連載している最中ですが、芭蕉や蕪村の気分に少しだけで
も触れようと東北の旅に行ってきました。台湾と東北まぜまぜで連載して行き
たいと思いますので宜しくお願い致します。
と言うことでとりあえず仙台まで行かないといけない。
どうやって行こ? 出来るだけ安く行きたいなあ。
新幹線で東京経由で行くというくらいしか浮かばない。青春18切符を調べた
ら今は季節外だ。長距離バスは老人にはしんどすぎるんちゃうやろか。
ほんならいっそ飛行機はどやねんと調べて見たら意外と安い。LCCのびっくり
するような値段とちゃうけど新幹線を乗り継ぐよりはずっと安いやんか。
それで朝一番の飛行機で仙台に向かった。
これやと仙台到着は8時半すぎ、東京を朝早くたった友人達とも余裕で合流で
きる。われながらええ考えやないかとほくそ笑んでいた。乗るときに客室乗務
員のお嬢さんから、「ご旅行ですか?」とにっこり聞かれて、「そうなんです。
しかし、寒いですね」と言うと、「仙台は雪ですよ」とにっこり答えられて、
ちらりと不安がよぎった。
今回は珍しく窓側に座ってみた。外の景色が見たかったのだ。

眼下に北アルプス、南アルプスの山岳地帯。
雪が積もってええ感じやんか。
さて最終段階。

雲の上の景色も変わってて面白いやんかと眺めながら気持ちはもうスタンバイ
状態だった。
ところが、機内アナウンスが、「当機は羽田空港まで引き返します」と言い出
したではないか。さっきの雪やんか。仙台空港は雪で閉鎖されたからしゃあな
いと言うてる。こんなん始めてや。こんな時いったいどうなる? 不安ではあ
るがどう処理されるか興味もある。9時半すぎに羽田に着いた。降りるんかな
と思たらそのまま待機してくれと言う。待ってたら空港が再開する可能性が高
いんやそうや。なるほど空の上で待ってると燃料は持たへんけど羽田まで来て
たら開港次第1時間くらいで行けるんやろ。列車なんかに乗り換えるよりはそ
れが最善と思わなしゃあない。
待ってるあいだに合流する友人達に連絡をする。
「牡蠣舟クルーズには間に合わへんわ、代わりにわしの分まで食っといて」、
楽しみやったけどしゃあない。
こんどは何事もなく雪の仙台空港へ11:30過ぎに到着。
大体3時間送れか。遅れたと言うしまった感よりはやっと着いたという安堵感
の方が大きい。この季節こういうことを予測してやんとあかんのやった。

そっからJRを乗り継いで松島海岸に向かう。
友達に電話したら、もうビール飲んで牡蠣は食い終わったそうや。
わしは列車の待ち時間で急いで駅そばでも食おう。

腹減ったからこれでも美味しい。

線路にも雪やんか。
それでも楽しい松島の旅が始まった。

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ありがとうございました。