爆弾低気圧来襲、東北温泉雪見旅−11、電車で新庄駅まで。

電車で新庄駅まで。

さて、1列車早いやつが遅れてやってきた。
ニュースによれば、爆弾低気圧がまだ居座ってるんで、あちこちで大雪のために
運転遅れや運転見合わせが起こっているそうだ。
このあとどうなるかは全く予想がつかへんから、来たやつにのっておくのが正解やと思う。
ホームまででる。

えらい雪だらけだ。

これでも雪かきをしたあとなんやろねえ。

1番線でよかった。
向こうに渡るのは、屋根があっても気が重い。

すぐに電車の気配がしてきた。
なんかえらい、頑張ってきたなあって言いたくなる。

待合室は人で一杯やったけど、新幹線がらみの人たちばっかりやったみたい。
各停電車はガラガラだ。どこにすわってもええ。

室内には雪はない。暖房が効いてあったかい。
まさか、中ですべったりはしいへんやろ? なんて思ってたら、意外に入り口は
みなさん出入りするんで雪が落ちたりしてて、ドアの近くは少し雪が溜まってる。
気いつけんと滑るやんか。
やっぱり、その危惧はあたった。後で、乗客の誰かが見事に滑った。
若い男の人やったんで踏ん張ってこけへんかった。
さすが。
わしは最初からこけんようへっぴり腰でヒョコヒョコしながら歩いてる。
動き出したら、窓はほとんどわしらのモンだ。
大きな窓からずっと外をみて、結局雪しか見えへんのやけど、けっこう飽きることがない。

道も畑も雪に埋まってしまってほぼ大平原になってる。
右側が良い場合がある。

ある時は、左側が開ける。

時には前の方に行ってみよう。運転手さんの鞄置き場がちょっと邪魔やなあって余計なことを
考える。

それより、わしらがあっちへ行ったりこっちへ行ったりチョロチョロするのが
乗客の人にはエエ迷惑やと思うんで少し人が増え始めたのを機会に定住する。

コケて醜態をさらしてもいかんもんなあ。
駅に停まっても、ホームやら雪の塊やら、野っ原やら見分けがつけ難い。

わしらの暮らしではこういう雪だらけの景色を見ることは滅多にない。
子どもの頃には、雪が降っただけで嬉しかった。

うっすら積もったら、できもせんのに雪だるまを作ろうとしたりして、駆け回ってた。
ええなあ。
踏切で待っている大型トラック。

寒そう。
寂しそう。
内と外の温度差でだんだん窓ガラスが曇ってきた。外が見え辛い。

そろそろ新庄駅についたかな。

早速、乗り換え電車の時刻表を見て見る。

予定より早い時間のは無い。運良く先行電車に乗れたけど、ここで待つしかない。

ここの方が、大石田より少々賑やかそうな雰囲気が感じられるんで、ご飯屋さんは
見つけやすいかもしれん。

ゆっくり探そう。

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ありがとうございました。