ラオス、ルアンパバーン遊-23、カーン川辺りで写生をしよう

爽やかで静謐な空気が漂うお寺でゆっくり本でも読んでいたいなあと思ったが、
おちびのお坊さんが迷惑そうなそぶりをするんで移動することにした。
もう一度落ちた吊橋のところまで、行ったところで橋が復活するわけではない
けどそこをスタートにカーン川を右になぞって行く。左手は川で右手はブティ
ックとかレストランがさりげなくある。そのレストランは左手の川を見下ろす
あたりにもテーブルを並べてオープンエアーで飯が食えるようにしつらえた店
が殆どだ。昼飯はこの辺で食うことになるかもしれんなと思いつつ前を通る。
左手下の川を眺めると、川は道路からは数メートル下を流れていて川幅も十数
メートル程もある大きな川だ。川の流れもそれなりに強い。その流れが右手の
先で大きくカーブしていてちょっとええ感じの風景を作っているように見える。
道路から川まで降りる道が何本かあるようだ。渡し舟のような細長い舟が下に
見えるのでそれに乗って向こう側に行くためのものらしい。
ちょっと降りてみよう。
なかなかええ感じなんでしばらく写生して行こう。

一生懸命描いてたら、若い僧達があらわれて向こう岸へ渡っていった。
坊主が舟に乗ってもなんの不思議もないが、5人も6人も同じオレンジの衣を着
て舟に乗っているとちょっと面白い。
別のもうちょっと大きい渡し場は向こう岸にあるレストランに行くためのもの
らしい。無料送迎と書いてあった。わざわざ舟に乗って飯を食いに行くからに
は相当おいしいんやろなあ。
一生懸命描いてると上の方で声がする。階段に腰掛けた欧米人に地元の若者が
一生懸命話しかけてるのだ。日本人よりは欧米人と話したいという様子が露骨
にわかってどうでもいいけどちと気分が悪い。
描き終わったんでまたぶらぶらする。感じのいいブティックがあったの少し買
いものをした。

もう少し行くと川沿いには歩けなくなった。
仕方ない。街をぐるっと廻って橋を渡りに行こう。吊橋はなくなったので、橋
と言えば街外れにある空港方面に行く大きな橋だけだ。
日本人の人たちと昼飯を食ったサブロ店の前を通る大きな道にでる。

かなり歩いて、「あった。あれや」

面白い。真ん中がバイク、自転車道路で両端に歩行者専用通路が付いている。
歩行者専用通路と言ってもえらい怖い。「これでも渡りたいんか」と言わんば
かりに足元が不安定で時々板が外れてたり壊れかけてたり朽ちかけてたりする。
車は通れないがバイクなんが通って橋が揺れたりすると真剣に怖い。

おそるおそる下を見ると渡し舟が見えた。

渡ってみたら何があるんやろ。
売店みたいなんやら、

屋台飯屋みたいなんやらがひとしきり並んでいる。
あんなとこで食ったらどうなるんやろ。
非常に興味はあるがちょっと勇気が出ない。

もうちょっと先まで行ってみて戻ろう。


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ありがとうございました。