ラオス、ルアンパバーン遊-21、やっとお粥の屋台を見つけた

昨夜は酔っ払って気持ちよく寝た。気持ちよく寝ても気持ち悪く寝ても年寄り
は朝早く目が覚める。早く起きても何もすることが無いから又朝市にでも行こ
う。今日はゆっくりお粥の店でも探してみよう。麺の店は多いが、お粥を食わ
せる屋台が見つからないのだ。麺は好きやから毎日麺でもええちゅやええんや
けど、お粥があったらそれもええし、旅やから違うもんがあればあるほどええ
やんか。
一応隅から隅まで歩いてみたが麺の屋台が2軒ほど見つかっただけだ。それで
昨日ナイトマーケットのあった大通りまで出て見た。
ガイドブックに出ているベトナム人のおばちゃんがいる麺の店がある。
「?」その奥にも何かあるやんか。念の為に覗いてみる。
「あった」、熱々のお粥が大なべでぐつぐつ言っている。

お客さんはその周りを囲んで順番を待っている。鍋の置くにどっかり座った優
しそうなおばちゃんがおおきなしゃもじを何故か逆手に持って粥をすくっては
ビニール袋に入れて客に渡している。お持ち帰りの客なのだ。
こんな熱々をビニール袋で持ち歩いて大丈夫なんかいなと心配するが、余計な
お世話、誰も気にしていないようだ。
「ここで食べてもええん?」と手まねで横の通路にある席を指差すと、「座っ
て待っといて」とおばちゃんも身振りで合図する。

席は綺麗なビニールのテーブルかけがしいてあって清潔感がある。
うれしいことに油条(揚げパン)もあるではないか。これと一緒に食ったら絶
対おいしいやろ。冷たいお茶もある。至れり尽くせりではないか。
しばらく待ってると熱々がやってきた。
見るからにうまそうだ。

一口すする。
「うまい!」
たっぷりかかった胡椒と、焦がしニンニク、ねぎとパクチーの香りが口の周り一杯に
広がる。フーフーしながらも止まらない。
底の方までかき回してみると中には肉が入っている。モツも混ざっていてこれ
も又おいしい。えらい具沢山のお粥だった。
一休みして揚げパンをかじる。これも小ぶりで食べやすい。お粥に抜群に合う。
1個、2個とつい沢山食べてしまう。
朝からたっぷりの朝食でえらい元気がでる。
「これはええとこ見つけたわ」、もっと早く気がつくべきだった。
明日の朝も絶対来よう。
もっと一杯朝があったらよかったのに。

食べ終わって又朝市をぶらぶらと散歩する。
朝市はあいかわらずだ。やかましくはないが賑やかだ。活気はあるがのんびり
してる。


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