ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−01、関空へ。

関空へ。

とうとう出発の日が来た。今回は大分前から準備してたんでまだまだ先という感覚が
ずっとあってその日が近づいてもなかなか実感がわいてなかった。始めのころは色々
気をつけて準備をしたつもりでも気持ちが緩んできたら忘れ物のが多くなるんで
気をつけんとあかんのだ。特に今回は行きも帰りの機中泊だ。効率はええけど体調にも
きをつけあかんし、日をまたがった深夜出発は家を出る日を勘違いしないようにも
気をつけんと、例えばチケットに20日0:20出発とか書いてあって、漠然と20日という
日付だけが頭の中にあると、実際家をでるのは19日でないとあかんというのがすっかり
抜けてしまってる時がある。前にそれでえらい失敗をしかけた。
うっかり東京へ旅行に行ってたので、途中で気がついて慌てて帰ったんでようやく
間に合った。それ以来何度も確かめ爺さんになっている。
さて、今回は九度山から直接関空へ行く。何の気なしに、JR和歌山線高野口駅から
和歌山線を通って和歌山駅、そこから阪和線で日根野、そして関空と素直な路線を
選択したんやけど後で考えたら南海高野線で三国ヶ丘まで行ってJR関空快速に乗り換えた
方がずっと早いということがわかった。なんせ和歌山線は極端に本数が少ないのだ。
それを知らん今は、高野口駅にいる。
無人駅は承知の上、さて切符を買おう。

和歌山線やから和歌山までの途中の駅は券売機に記載されている。その他のとこへ
行くときはどうしたらええんや? 券売機に選択肢がないし、何も書いてない。
(後日、よう見たら、ちゃんと書いてあったし、チケットボタンもあった。
わしの完全な勘違い、JRさんごめんなさい。)
困ったもんだ。和歌山駅まで買って、外に出て関空まで書い直すと乗り換え時間が厳しい。
ワンマンカーやから列車内で切符を売ってるとは思えない。
やむなくネットで検索してJRのコールセンターに電話してみる。
出発時間が迫ってきている。
焦りながら聞くけどさしたる手段は思い浮かばへんらしい、電車に乗って運転手に相談しろと言う。
もう電車が来た。やむなく乗ってしまう。
次の駅で乗降を済ませて運転手の手が空いた時を見計らって相談する。向こうも何やら
相談したみたい。結論は、和歌山駅のホームに精算所があるんでそこで料金精算をするしか無いという。
この時点でわしは、精算所が遠くにあると思いこんでいた、それやったら乗り換え時間が
心配やから関空まで行って精算したらあかんのかと言うと、精算しないとホームから出られ
へんという。何かわけわからへん(今の時点では)、あんたらの勝手で乗り換え間に合わん
かったらどうしてくれるんやとごねてみた。彼も爺さんがスーツケース持って焦ってるからと
同情してくれたらしく、出発ホームまで一緒について案内するからって言ってくれた。
これ以上はどうしょうもない。外はどんどん日が暮れていく。
単線の電車は時々対向電車を待ちながらゆったりと進んでいく。1日の終りの人たちは
満足気、わしだけの不安を載せて、和歌山駅についた。
何や、着いたホームに精算所があって、チケットゲートがあるやんか。意外と簡単に
手続きが終わった。大阪行きの阪和線は1番線らしい。
焦ってたんがアホみたい。
余裕を持って乗り換えができた。

ありがたい。これで安心。出発早々いきなりトラブルなってびっくりするやんか。
日根野までは快速でも各駅停車、時間は予定通りやから心配は要らん。
そして無事、関空快速に乗り換え。

予定通り関空に着いた。
21時過ぎやからさすがに空港は空いている。
チェックインも簡単に終わる。
さて、準備完了。レッツゴー。

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ありがとうございました。