ラオス、ルアンパバーン遊-09、偶然の出会い、昼飯へ

楽しみにしていた吊橋がないと分かって非常に残念だが仕方ない。それでは、
お腹の具合も気になるから一旦ホテルの帰って出直そう。部屋で一休みしてた
ら若干腹が減ってきた。お腹も何ともなさそうなので昼飯でも食おうと外に出
た。特にあてもなくメコン河の横の道を歩いていたら、向こうからやって来る
人に見覚えがある。「昨日、ハノイからの飛行機で隣に座った若者やんか」と
思い出した。お互いに、「久しぶり」と挨拶をして、お互いに、「何してんの
?」と言う話。お互いに、「今から飯でも行こうとしてる」と言うことで、ほ
なら一緒に行きましょかと言う事になった。しかも彼はネットのmixyかなんか
で知り合った人と連絡がとれてて、今からご飯屋さんで落ち合う約束になって
るのだそうだ。
「ほんならわしも混ぜて」と言うことでつれて行ってもらった。
道中にスローボートの乗り場がある。
メコンの更に上流にあるバークーウーとかフェイサーイなんかに行く船が出る
のだろう。そこでボート屋のお兄さんに呼び止められた。丁度今、日本人の客
とサンセットクルーズの約束をしたばかりだと言う。後二人増えたら嬉しいん
で安くしとくからどやと言う。
午前中ぶらっと回った感じでは、街の中にやたらミニ旅行社の事務所があって
近場の滝やら、洞窟やら少数民族の村やらいろんなツアーの案内をしていた。
しかし値段をはっきり書いてあるところは少ない。その時々の人数やら交渉能
力やら気分やらで値段が決まるように思える。1人やから、どっで乗り合いの
ツアーに紛れ込もうかと思っていたが、値段を聞くと、もう忘れたが確か1人
120kキープ程度だったと思う。若者が一緒やと心強いし1人でツアーに潜
り混むのも面倒なのでOKした。彼も依存ないようだ。
もう少し歩くと、今度はトゥクトゥクのおっちゃんに呼び止められた。ついで
やからこっちも値段交渉してみる。サンセットクルーズまでにどっかに行けた
ちょっどええからだ。これも1人75kキープで話がまとまった。いつも旅に
行くときは1人が多いから値段の安い英語ツアーなんかにもぐりこむ事が多い。
日本人とツアーに行けるのはなかなかラッキーな事だ。

目的の店はメコン河の河べりからやと結構歩く。地理的にはプーシーの丘の向
こう側らしいから、丘を突き抜けれたらまっすぐなんやけどそんな道はない。
ぐるっと迂回して向こうに回る。
「あった。あのガソリンスタンドの隣や」、サブロ店って書いてあるから日本
人の経営なんやろか、喫茶店のような店だ。

ここで合流予定の人達も先に来られていた。
こんな旅先で日本語で話しできるとは思っていなかった。ちょっと嬉しい。
いろんなところを旅されている母娘の方でいろいろ旅の話を教えて頂いた。
出会った若者も含めて、今はネットの時代、いろんなコミュニケーションのツ
ールを自在に操ってどんどん世界に出て行って、様々なつながりを広げていく
のはいい事だ。

さてとりあえずはビアラオで乾杯して、何か食おう。
と言っても朝と同じカオ・ソーイしかないがしょうがない。
どうやら此処のほうが朝のより辛くてうまい。野菜も安心のようだ。唐辛子を
かじりながら辛さを味わおう。

ご飯が終わる頃、雨が降ってきた。ルアンパバーンは今が雨季だそうだ。朝か
ら晩までじとじと降るわけではないが時々ザーっとくるそうだ。そのザーが今
来ている。と思ったら出る頃には小降りになってきた。

約束したトゥクトゥクのおっちゃんとこまで歩いているとネットカフェーが見
えた。この街には沢山ある。中をのぞくと若い僧侶がパソコンに向かっていた。
ここでもコミュニケーションツールが活躍してるんやろか。

ここの僧侶達の暮らしは修行と普通の暮らしが一体になっているようだ。お菓
子を買っている僧侶もいれば、トゥクトゥクのお客になっている人もいる。舟
に乗っている人もいる。街を歩いていて振り向いたらそこにいるのだ。


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