御陵駅に着いた。こっからどう行く?
パンフレットの地図を頼りに歩き始めると街のあちこちに案内図が設置されて
いて非常にわかりやすい。道は分かりやすいが道中殆ど日陰がないからえらい
暑い。汗をかきつつ山門に辿りついた。
大きい。
ここから入って境内をぐるりと回る。
重文やらいろいろ建物がある。
奥までどんどん進んで寺務所に着いた。
チケットを買うついでに老人割引はないんかとてしこく聞いたら、その代わり
ボランティアガイドをつけたげましょうと言う。普段はガイドさんの話を聞く
のは面倒くさいが、今日は時間がいくらでもあるので時間がかかった方が都合
がいい。ありがたくお願いしよう。
茶道ゆかりの寺やから何となくそんな雰囲気だ。
山内最古の建物だと言う。
徳川秀忠や家光公が来られたとかなんとか詳しく説明をしてくれる。誰かが
聞かないとすんなり進まないが、人数は多いのでなんとかなる。
利休一門の墓だそうだ。
茶道を嗜む人にとってはありがたい人たちなのだ。
そっからあとはいろんな人の碑やら墓やら丁寧に説明してくれるが暑いので
ぼーっとしてきた。
おっと家康の墓まである。ほんまかいな。
高名な禅寺らしく枯山水が現れた。少々涼しい風が吹き通ったようだ。
そっから先もとぼとぼと説明を聞きながら歩く。まだ先は長い。
ボランティア説明員候補の研修見学に来た人たちと後になり、先になりする。
こっちはえらい賑やかだ。すれちがうと声をかけてくれる。やっぱり関西の
人はのりがいい。
最後に仏殿に行って、「八方睨みの龍」の天井画を見る。
なかなかの迫力だ。
なんだかんだと南宗寺の見学は終わった。
まだまだ時間と余力がありそうなので、利休住居跡に行って見る。
と言っても殆どなにもないのだ。
実はそのすぐ隣に、「ちく満」の蕎麦屋があるんで様子を見に来てみたんや
けど、お腹の方が早すぎると言っている。
そっからちょっと北に行くと与謝野晶子の住宅跡がある。
これも碑があるだけ。
「海恋し潮の遠鳴りかぞへては少女となりし父母の家」と言うやつだ。
殆ど行くとこがなくなったんで阪堺線に又乗って住吉大社に向かう。
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ありがとうございました。