杭州お絵かき勉強日記-126 杭州で最後の晩餐

長かった杭州生活もこの日で終わりだ。最後の晩餐に何を食べよう。天津、西安
旅行では毎日敢えてディープなものばかり探して食べていたが、ここは穏やかな
街だディープなものはあまりない。それなら遠来の友達もいるし、普通に杭州料
理とも思うがこれも穏やかすぎてあまり食欲をそそらない。やっぱり私には四川
料理が気になるのだ。
私は辛い料理がとても好きだが、辛ければいいというわけではない。おいしい辛
さというのが大事なのだ。今までいろんな国でいろんな食べ物を食べてきた。特
に食通という分けではないし、食べ物を求めて旅をしているわけではないので、
普通の人が普通に食べているものが好きなのだ。そんな中で思うのはやっぱり中
国や台湾の人はモノをおいしく食うコツをよう知ってはるなあと思う。中でも四
川料理がいい。中国で出稼ぎに出ているのは四川の人が一番多いのだそうだ。そ
れで四川のうまいモンが中国全土に広まったんやと聞いたことがある。北京や上
海にもおいしい四川料理店がある。杭州でもこないだ見つけた。と言うより教え
てもらった。やっぱりそこへ行こう。
「川味観」という店だ。「川味」と言うのは四川料理という意味だ。
店は有名店だが、予約がないと入れないと言うほどではない。
メニューを見ながら生野菜が食いたくなった。
胡瓜を叩いてニンニクソースをかけたもの。ニンニクの香りと酸味と胡瓜のさっぱり感が美味しい。
四川料理というほどのものではなくてどこでもよくあるやつで私の好物だ。

写真のピントがあってないが、葉っぱモノ。本当は折耳根と言う、酸味が利いて
びりりと辛い葉っぱが食べたかった。薬草を食ってるような感じで口中が引き締
まっておいしいんやけど、そんなマニアックなのがなかったんでしょうがない。

いつもの水煮魚。ここのは強烈さは少々控えめだが辛くておいしい。魚もいいも
のを使ってる。前回は骨が喉にささって往生したんでまだちょっと気になるが美
味いからどんどん食べてしまう。

ここの水煮魚は一旦パンの上に載せて脂分を除るというしかけだ。なるほどこう
すればべたべたしないから辛さをもっと楽しむ事ができる。
魚の下にあるもやしが又おいしいのだ。

友人の為にはちょっと辛くないのも必要と小海老の蒸したの。
これをおいしい。ビールがすすむ。

私の定番、辣子鶏だ。
これは鶏肉を小さくぶつ切りしていて、時には骨や軟骨も付いていて、カラッと
していなければおいしくない。ここのはなかなかいける。

めったにご飯ものは食べないが、旅をしてきたので沢山食うくせがついてしまっ
た。ええ加減にしとかないと食いすぎだ。


より大きな地図で 西湖 を表示

さあ、最後の晩餐も満足した。
一晩寝たら、明日は寮を引き払って、さらば杭州だ。

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ありがとうございました。