杭州お絵かき勉強日記-037 スケッチ勉強4日目、西泠印社

今日はスケッチ勉強の4に目だ。
ん? 3日目がない。その通り。
ちょっとトラブルがあった。私は、スケッチ勉強は2日でおしまいだと思っていたら、1週間全部が
スケッチ勉強だったのだ。それをしらないで教室にいったら誰もいない。そのうちに同じように
知らない人達が来た。どうも連絡が徹底されてないらしい。
この日も2日目と同じところにいったそうだから、それなら行かなくてよかった。しかしまあ、
ええかげんにしろと言いたいが、日本では考えられないようなこともありなのだと思った。
それで今日は4日目。
今日は西泠印社に行くと言う。あの白堤のある孤山にあるやつだ。「行ったことあるけどなあ」と
思いつつもこれはお勉強なのだ。
因みに西泠印社の泠は冷ではなのだそうだ。何かに書いてあったが、なぜそうなのかは忘れたので
字を知っていても意味はない。
入り口を入ってすぐに階段がある。

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西泠印社というのは篆字、篆刻などの研究のために作られた結社だが、なぜかここに記念の建物がある。
それが小さな丘に風雅な四阿として配置されているのでそんな事に興味がない人にも観光の対象になって
いるのだ。
一番上まで上がるとちょっとした庭園になっている。そこで又、ぐるりと一回りしながら説明を受ける。
スケッチの要点も教えてくれる。
こんな塔もある。

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さて、それでは又、自分でいいところを見つけてスケッチしなさいという段取りだ。
どこにしよう。ぐるっと回れば西湖が見える。なかなかいい眺めだ。
そのそばにいい感じの瓦屋根もある。
最初はこの景色と、

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こいつを組み合わせて見よう。

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なんと無く出来上がった。
見に来た老師がもっと丁寧に描けと言う。雑な正確だからすぐにこうなる。
一生懸命修正。

さて、つぎはどうしょう。
いくつか描いてみたがなかなか気に入らない。
そんなにええとこないやんか。
裏に回って下の方に降りてみる。
古びた石の建物がある。

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その下の石段もおもしろい。

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その下の大きな岩の上に塔がたっていて

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その岩にどうどうと字が刻まれている。

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その右の階段も味がある。

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これを組み合わせて1つの画にしよう。

結局これがまた苦労の種になった。一応スケッチはできて、まあまあかなと思ったものの、
これを画にするときに、そのまま描いたら全然だめなのだ。
中国の画は中国の画のルールがあるという。
何度も何度も書き直して画が完成するのに大分かかった。

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ありがとうございました。