杭州お絵かき勉強日記-034 スケッチ勉強1日目、烟霞洞

ある週末の日、突然、老師が、「来週の月曜は郊外にスケッチに行きます」と言い出した。
授業のスケジュールには写生云々というのがあったのでいつあるのかと楽しみにしていたが、やっと来たのだ。
「どこへ行くんやろ」、「烟霞洞」と言っているがそれがどこにあるのやらようわからん。
と思いつつタクシーに分乗して出発した。
着いたところは、西湖の南西方向、龍井茶の龍井村に行く途中の山の中だった。
何やら山門らしきものがあってそこから上っていくのだ。

しばらく上ると祠があった。

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大きな洞窟だ。この中に宋の時代やそれに模して近代にに彫られた仏像があった。これはこれでなかなか
面白いが、もちろんこれを見に来たわけではない。

ここから少し上のあたりまで、ざくっと一回りして、後は自分で気に入った場所を見つけてスケッチしろ
と言う。そんなん言うてもええとこなかったらスケッチできへんやんかと思うが、口には出さない。
なにしろ、これは授業なのだ。好きでも嫌いでもスケッチをしなければならない。
とりあえず山を登ったり降りたりしながらええ場所探しだ。
これも面白いなあ。描かんかったけど描いときゃよかった。

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普通、景色が先にあって、「ここやで」という声がするから、一生懸命描くんやけど、描くために探すと
なると難儀なことだ。それでも、石段の曲がりぐあいと木の生え具合がおもしろそうな場所をみつけて
描いてみた。

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とりあえずできたので、そばで描いてたフランス人の女の人に、「こんなんできたよ」って見せた。
チラッと見て、「天才やねえ」と中国語で適当にかわされた。人のことにかまっている暇はないのだ。
因みにラ老師には全く評価なしであった。
さらに別の場所でもう1枚描くが気に入らない。
結局洞窟の前の広場に戻って、メインの洞窟を描いてみた。
これはなかなか高得点だった。

もうおしまいにしようと、思ったが、まだ時間がある。もうちょっと奥まで行こうと山を登っていったら、
茶畑が現れた。「ここええやん」と思い、スケッチを始めたが、あまり時間がない。
必死で焦って描きあげた。

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帰ったらとりあえず、自分なりの画にしてみよう。
しかし、授業で画にするときが又大変であった。それは又後の話。

帰りはタクシーがつかまるようなところではないのでバスで帰った。

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ありがとうございました。