杭州お絵かき勉強日記-035 スケッチ勉強2日目、杭州花園そば郭庄

昨日の烟霞洞でのスケッチの帰り、明日雨が降ったら教室でスケッチを水墨に描きましょう。
雨でなかったら、綺麗な庭園に行きましょうという話しであった。
天気予報は雨なのだ。
果たして、夜中からえらい雨が降っている。こらあかんわ、朝の散歩にも行かれへんし、スケッチも
無理やわと思ってゆっくり寝ていた。すると、出発時間近くなって急に雨が上がってきた。
これは結局行くことになりそうやなあと思い、集合場所に向かう。
誰も着てないかと思いきや、半分くらいはきている。天気が悪いからとパスする人もいるし、後で
タクシーで追いかけてくる人もいた。それでまた、タクシーに分乗して庭園に向かう。
分乗して割り勘にしてもバスよりは大分高いから、普段バスにしか乗らない私としては結構腹が
たったりする。バスがあるのにバスでいけばええじゃないか。
同じ考えの人もいるが、そうでないひともいるから事を荒立ててもしょうがない。
タクシーに乗っている間にえらい雨になったが、雨の多い杭州ではいつもカバンに傘を入れてるから
大丈夫だ。
入場料は10元。杭州花園地区にある郭庄という昔のお金持ちの庭園らしい。
西湖の絶景の中に庭園を造るくらいやからさぞかし大金持ちだったのだろう。
老師が、雨の景色もええよと言う。なるほど、西湖には雨がよく似合う。
芭蕉も言ってるではないか。
きのうと同じように先に庭園を一巡り、そのあと好きなところで画を描くのだ。

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きのうとは違って、ちょっと見いにもなかなか味のある景色がある。
老師の言うように雨の庭園はなかなかいいものだ。画にできるかどうかは別だが。
西湖をそばに控えていたとしてもやはり庭園の中には池がある。池を巡る東屋をつたっていく道が
動線になるのだ。それで岩や木や建物を見え隠れに美味く配置して、小中見大の天地を創っているのだ。

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池を離れて小道をたどるのもいい。

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雨の音が聞こえるようだ。

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窓を扇方にして向こうに見える景色を扇面に見立てるというしかけ。それも三個連続の荒業だ。

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庭園の湖側の塀をくぐると西湖の湖岸にでる。
雨に煙る蘇堤がはるかに見える。
小さな船が行き交いながら雨に消えていく。

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すぐそばに船着場があって、雨の日でも出て行く人がいるのだ。

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洞穴から見るのも借景か?

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ありがとうございました。