さて、今日のメインはこの鰻屋さんだ。
一旦安原まで帰る。
田圃道をぐるぐる回って、山の上に登って行く。
まだ、登って行く。
道は細い。
田畑の緑が目にしみる。
「すれ違いは無理やなあ」、「来たら他所の庭ですれ違いやらなしゃあない」
というような道を登って曲って、登って曲ってしたら丘の上に、ビニールハウスが
見えた。
「あのハウスで養殖してるらしいで」
「近くの海で稚魚をとって、それをずっと育てているらしい」
「養殖鰻の卸がメインらしいけど、昼間だけちょっと食べさせているらしいんや」
なんだか秘密の妖しい食いもの屋に行くようでどきどきする。
という幻のような鰻屋さんに到着した。
中に入ると、テーブルが3つ、パイプ椅子が2、4、6。
並べ替えたら、4、4、4となる。12人だけ入れるということなのだ。
美人のお嬢さんが注文を聞いてくれて、調理場では、やさしいおじさんが鰻を
焼いている。おくさんがそれを手伝っている。
もちろん注文を聞いてから焼くのだ。
メニューは2種類だけ、うな重 1500円、うな丼 850円。
御持ち帰りもあるようだ。
もちろんうな重を注文。
肝はとなりにおいて、鰻は蒸さずに焼きだけだ。こういうのがいいのだ。
ここでは串に刺さずに焼いている。
「サービスですけど、どうぞ」と肝をだしてくれた。
おいしい。期待が高まる。
その間も予約の電話が入っている。
鰻が来た。
香ばしい。おいしい。自分で養殖しているということで、少し小振りのように
思える。
それで、ふっくら感はやや少ないが、充分おいしい味だ。
それにこの店の妖しさがよけい味わいを膨らませる。
やっぱりこの店訪問をメインにしておいてよかった。
「おいしかった、又来ます」と言ってしまったが、そう頻繁には来れない。
しかし、確実に又来たい店ではある。
店名 「うな重一番」
ジャンル 鰻
住所 呉市安浦町内平96
電話 0823-84-5254
営業時間 11:00-15:00
定休日 水曜日
メニュー 日本語(壁メニュー)
言語 日本語
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ありがとうございました。