田舎から母親を連れて帰ってもう数年になる。
それで田舎の家に誰もいなくなったので、時々空き地の草を刈りにいかないといけない。
しかし、行ったら大変なのは目に見えている。
春先は、「今行ってもすぐ草が伸びるから」
梅雨の頃は、「雨の中で草刈りできへんし」などと一日延ばしに嫌な事をのばしていたが
もうしようがない。
「行こう」と思った日が又、特別暑い日だ。
「熱中症が心配やな」と思いつつ、「どんだけ伸びてるやろ」とびくびくしながら行った。
意外な事にあまり伸びていない。というか薬品で処理されているのだ。
どうやら近所の人が見かねて処理してくれたようなのだ。
薬品を使うのはあまり気がすすまないのだが、「ほんならちゃんとやれ」といわれると
一言もない。ただただ、「ありがとう、申し訳ないです」と言うばかりだ。
それでも、残りの残りの草や枯れた草を刈らないといけない。
それでやっぱり草刈り機を取り出して来た。
かなり前にこの為に買ったやつだ。
抜いてあったガソリンを詰め直して、ポンプを押して、紐を引っ張って、
「えいやっ」とエンジンをかける。なかなかかからない。
「プラグが濡れてる?」とかいろいろ考えはしたが、外す道具ももってないし、
この暑さのなか面倒でもある。それでひたすら紐を引っ張る。
やっとかかった。
機械を肩にかけて、ブーンとやかましい音を立てて回る円盤の刃先を左右にふるだけで
伸びた草が切れていくから刈ること自体は非常に便利だ。
しかし、こんどは刈った草をほったらかしにしておくわけにはいかない。
枯れた草を積み上げたままにしていてもし煙草の燃えカスでも投げ込まれたらえらいことになる。
これを袋につめて、市のクリーンセンターまで持って行って処分しないといけない。
これはしんどい。暑くて死にそうだ。
熱中症寸前で終わった。
体中で息をしながら、水分補給をしないといけない。
こういうのが年に何回か。
何かええ方法ないんかなあ。
それにしても、この機械がなかったら手で刈らんとあかんのかと思うとぞっとする。
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ありがとうございました。