北京の春ー17.ちょっとつらい昼飯だったか

街角をぶらりとしているうちにええ時間になってしまった。
そろそろ昼飯を食って、空港に行かないといけない。
友人達は先に空港に行って日本に帰ってしまったので、街角ぶらりからは一人だったのだ。
1人でいても腹は空く。
しかし、おいしい飯屋を探してなんぞという行動は面倒だ。
「朝飯食ったとこで食べよ」
おいしかったし問題ないや。
それでまた、あの店に行った。昼になると並んではいないがやっぱり客は多い。
「小龍包と・・・・」、
「すみません。昼は小龍包やってないんです」店員も朝の人たちとは入れ替わっている。
「あっそうか、あれは朝のメニューやったんやな」
「ほんなら、搾菜肉糸面下さい」壁に貼ったメニューを見ながら適当に決めた。
要するにザー菜と豚の細切り肉炒めの麺という事だ。
席はやっぱり相席だ。奥の広い机の向こう側の席があいている。
「・・・・?」なんとなく空気が変だ。
皆さんの目線に若干の圧力感を感じる。1人やと結構感じるのだ。
「考えすぎかなあ?被害妄想?」
後から来た老夫婦。奥までくれば、私の横が空いている。しかし、入り口の狭い机に
座った。
まあええか。
麺が来た。
「おいしい」ザー菜がピリッとしておいしい。こんな麺は初めてだ。
麺も硬くはないが程良い柔らかさでおいしい。

men110522

「ふーふーずるずる」と食べていたら、向かいのお兄さんが帰った。
その後1人若い人が入って来た。私の前しか席は空いていない。
かなりためらいながら座った。ように見えた。
私はひたすら食べ続ける。
右の奥の席が空いた。その若者は、すぐに席を移った。
「なんでやろ」
「私は臭いんかなあ?」、かなり加齢臭がするのかもしれない。
それとも「胡散臭い」、そう言われても不思議はない。
どうみてももっさい爺さんだ。3日も同じ服着てる。
「日本人やから?」、それやったら嫌やなあ。そんな風にはなって欲しくない。
中国で、1人でご飯食べることは今までも良くあった。
それでもこんな感じを持ったことはなかった。
あっちの机の上にある、サービスの漬物欲しいけど、この空気では取りに行かれへん。

折角の旅の終わりやというのにちょっと残念。
しかし、めげずに又来るのだ。

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ありがとうございました。