上海の雨はタクシがつかまらない

上海の繁華街、南京路で買い物なんかして時間をつぶして、夕食までの調整をやってました。あぶないなあと思っていたのですが、とうとう雨が降ってきました。
これはやばいです。タクシに乗れなくなるという事で、友人達の買い物を急かせてタクシをさがしましたが、やっぱりありません。
なかなか空車が来ないのです。たまに来ても、順番なんかなんのそのあちこちの街角、路上で人が待っていて、我先にと奪っていきます。
こっちも負けじと進行方向の元の方へ移動していくのですが、敵もさるもの、そこにもやっぱり待ってる人がいます。
「どうなんのや」、辛抱強く待てば来ると言う保障もないし、「どうしよう」と30分くらいもあせってました。
結局、客の乗ったタクシが到着して、降りようとして、まだお金を払っている間に、強引にドアを開けて空席に座り込んでしまうしかないのです。
それですら、みんなやってます。
多分、降りそうなところを勘良く見つける運次第なんでしょう。
やっと、つかまえました。別かれて行動していた友人に電話します。
「どう、タクシつかまった?」、「すぐつかまって、もう乗ってるよ」、やっぱり運なんでしょうか。

前にも、小雨の中で、空車をやっと見つけて、余裕で手を上げて待ってたら、横からさっと奪われた事もありました。

きちんとタクシ乗り場があればいいのですが、殆どありません。高級ホテルの玄関くらいが乗り場といえば安心の乗り場なのですが、これまた長蛇の列です。

まあ、日本でも地方都市にいけば、流しのタクシなんか皆無のところもありますから、事情を知って行動しなければいけないんでしょうが、こんな巨大な都市でこんなに交通が不便なんでは困りますよね。
地下鉄や他の交通が発達してるわけでもないし。

そういえば、深センも雨の時はタクシがないですね。

北京も少なくはなるけど、タクシ乗り場がちゃんとあるからなんとかなります。

**これからは毎週金、土、日曜は四方山話のつもりです。

                 雨の上海は風情があるんですけどね
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