只今、「北京の春」を連載中ですが、食いもんネタもかなりたまってきたので、途中では
ありますが、ちょっと出しときます。
ちょっと前に、元町映画館に行った話をした。
その時、ちょうど昼時だったので腹が減っていた。
映画が始まるまであと40分程ある。「どっか近くに飯食いにいこ」
それで元町商店街を東に戻り始めた。
「表通りは高級な店ばっかりやし」と思い、一本海側に入った道を歩く。
中華料理屋があって、鰻屋があって・・・、馬券売り場が近いのか、座って何か聞いてる
ような、待ってるような・・・
とおりすぎて振り返る、「???」、「何か看板あったで」、「ぼんてん」て書いたある。
名前に記憶がある。有名な餃子の専門店かもしれん。
「そやけど、餃子だけか?」、「足らんかったら後で何か食べたらええや」
一人で勝手な会話をして、それでまあ、中に入った。
「いらっしゃい」と言いつつちょっと声が硬い。
一見さんきらいなんかなあ?
いきなり、「ごはんないですよ」、「餃子専門店やから」・・これも硬い言い方や。
まあええけど。「ええですよ」
「一人前は何個?」、「7個」、「ほな2人前下さい」
殆ど後でも一回何か食べようモードになっている。
「飲み物は水でいいですか?」カウンターからちらりとテーブル席を見ると、老ご夫婦が
ビールを飲みながら餃子を待っている。
こっちは映画見るし、寝てもたらあかん、「水でええよ」
店主が餃子の鉄板鍋の蓋をあけて中を見ている。
じゅじゅっとおいしそうだ。皿に盛って、
さて・・・と思ったら、待ってる人のやつだった。
当然順番なのだ。
待ってる間に店の中を見ると、けっこうマニアックな収集物が。
何だったかはころっと忘れたがマニアックだったとだけ覚えてる。
それで次は私の番だ。客は2組だからとうぜんだ。
「おいしいやん」ぱりぱりさくさくで中はジューシーだ。
味噌だれがついてるが、最初の半分は普通のタレでいただこう。辛醤を入れるとなかなか
美味しい。
「これで十分やん」
それで残りは味噌タレで・・・、「ちょっと味噌の味が強すぎるな」
「味噌つけへんほうが美味いで」
又一人会話だ。
味噌の味で餃子の味を消してしまうほどだ。味噌ダレを薄めて調整したらええんかもしれんが
そんなんめんどくさい。
この餃子はちょっと強めの味やからビールに合うだろう。
大阪大東市の、「丸正」ほどではないが、十分おいしい餃子を頂いた。
映画館で隣に座る人がいたらごめんなさい。
明日も後一回餃子の話をやります。餃子の赤萬です。餃子2連発です。
それで明後日からは又、「北京の春」続きです。「向かいの丘から川底下村を眺めてスケッチする」話です。
よろしくお願いします。
店名、「ぼんてん」
ジャンル 餃子専門店
住所 神戸市中央区元町通3-4-5 Im元町ビル 1F
電話 078-332-3948
営業時間 13:00-20:00(12時過ぎにもやっていた)
定休日 月曜
メニュー なし
言語 日本語
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ありがとうございました。