ある日、「神戸元町の元町映画館に行こう」と元町まで出た。
ちょうど昼時だ、「先に飯を食っていこう」
「何を食べるかな?」、「ながいこと「ぎょうざ苑」に行ってない」
それで行ってみたら、11時半からだ。それでは映画に間に合わない。
「しゃあない映画終わってからにしよう」まだやってるかちょっと心配だったが
だいじょうぶ。
「水餃子とジャージャー菜下さい」
ここの焼餃子とジャージャー麺が有名で以前はよく食べにきた。
しかし、すでに自称中国通となってしまったからには、水餃子を食べないと
いけない。さしたる理由はないが。
それにジャージャー麺だと多すぎる気がする。
で、味はどうか?
水餃子はおいしい。おいしすぎる。茹で具合もちょうどいいし、餡もおいしい。
皮の味も上品だ。しかし、上品すぎてちょっと物足りない。
私にはもうちょっとベタな方がいいなあ。
ジャージャー菜というのは簡単に言えば湯がいたモヤシに甘い味噌だれをかけた
ものだ。もっと簡単に言えばジャージャー麺の麺のかわりにモヤシがなったという
ものだ。残念ながら私にとっては、たれと野菜の味があわない。
やっぱり麺がいい。
しかし、量が多い。なかなかうまくいかないものだ。
それで北京のジャージャー麺を思い出した。
新鮮な野菜を刻んだ具が麺の上にたっぷり乗っていて、それに甘辛い味噌タレを
かけて混ぜながら食べるのだ。
又、北京に行って食べたくなったなあ。
毎週水曜は食べ物に関する話です。