紹興酒は甕に入れておいてあるものを計り売りで買うのが一番という話をしたことがあります。確かにその通りですが、陶器の入れ物に入ったものを、よく貰ったり、買ったりします。
白酒はきついですが、紹興酒は程よい度数なのと、日本では人気なので、結構お土産に重宝です。
6年もの、8年もの、10年もの、更に、更にと寝かした年数で表現されて売られています。
勿論、年数が多いほど、コクがあって美味しいし、値段も高いの
です。
ただ、お酒は、料理と雰囲気次第なので、いくら年代ものでも大して美味しいと思わない時もあるし、6年もの位でも、「今日は好い酒、飲んだなあ」って思うときも沢山あります。
中国でも北の方の人は、普段から白酒中心だし、酒も強いので「紹興酒なんか酒じゃないよ」って思っているようです。「あれは、料理酒だ」って言葉をよく聞きます。
でも、私は、紹興酒は好きです。中国料理にも好く合うと思っています。
それで、時々買って帰ります。
これは、青磁みたいな陶器の壷に入っていた紹興酒です。
綺麗な色と形なので、気に入って置いています。
毎週金曜は酒や茶に関する話です。