北京の春ー01.伊丹ー羽田便から

先日友人達と北京に行った時の話をしよう。

と言いながら急に話は飛ぶが、ペンネームを決めたのだ。「泥魚」と書いて、「でい」と読むのだ。
吉川英治の「三国志」という本の中に出て来るのだそうだ。この小説の元になった中国の「三国志演義」
とかには出て来るのかな?後で調べてみよう。
とりあえず泥水の底にへばりついている小さな魚をイメージしてもらいたい。ちびちびにゅるにゅるっと
したやつだ。かっこよく水中を泳ぎまわるわけではないが、水が無くなって来てもじっと耐えて生きていくのだ。
水墨画をのつこつと修行中の己を姿をなぞらえたわけだ。
**特に何かに関係あるというわけではないですが、画の署名が泥魚になります。宜しくお願いします。

それで、北京だが、友人達とは違って私はJALで行かねばならない。何故かと言うと少ないながらもマイルが
あるのだ。
それを使って安く行きたい。しかし、関空ー北京直行便がなくなっているではないか。
「どうしよう?」但し、伊丹ー羽田ー北京か伊丹ー成田ー北京なら大丈夫なのだ。国内線分の費用は
いらない。但し、行きはえらい早い出発だ。帰りもえらい早い出発か、羽田一泊のどちらかなら行ける。
「どうしよう?」考えてみれば今は、金はないが時間は比較的ある。他社便を買ってお金を使うより
こういうルートを使えばどうなるか体験してみるのも面白いかもしれない。それなら帰りは羽田空港一泊
にしよう。空港に只で泊まる方法もあるそうだからそれも試すのだ。今回は伊丹発、羽田経由北京行き
探求の旅でもある。それでも帰りが心配やね。とっても。

伊丹空港7:20発だ。最初は8:00発の成田便を予約してたのに、便自体がキャンセルになってしまった。
安全の為に難波バスターミナルを6:05に出るリムジンバスに乗る。8:30頃着くはずだから、9:35の北京行き
まで1時間程しかない。
「大丈夫かいな?」最初から不安だ。
スーツケースは機内持ち込みにしておかないと羽田で取り出す時間がおしい。国際線はWEBチェックインが
できるから予めそうしておいたらチェックイン時間も省ける。
羽田に着いた。予定より少し遅れているが、大丈夫だ。
しかし、国際線ターミナルまではバスに乗らないといけない。国内線チェックインの時にカウンターで
国際線乗り換えの事を言ったら、バスのチケットと乗り方を書いた紙をくれた。
一旦外に出れば、羽田空港運営の無料バスがあって5分刻みにはこんでくれるそうだが、航空会社専用の
バスもあったのだ。こっちは外に出なくていい。しかしえらい端の方だ。ゲートの端のずっーーと向こうの
方に乗り場があった。
「誰もおらん」時刻表を見るとバスが出るまで10分程ある。間隔が長いのだ。
「しまったなあ、空港のバスに乗った方が早かった」
こんな時にと気がせく。だんだん人が集まって来た。バスは10分ほどかかって国際線ターミナルについた。
特別便利な場所についたわけでもない。乗り換え時間に余裕があってラウンジなどを使う人は便利になって
いるようだが、普通の乗り換えは多分空港バスが便利だろう。

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それでチェックインはしなくていいので保安検査とパスポートチェックに直行したが、時間の余裕は殆どない。
もう搭乗は始まっていた。少々の遅れだったら待ってくれるんやろけど、大きな遅れだったら夕方の成田便に
変更になってしまうということなのか。それとも他社便に乗せてくれる?
知っとかなあかんことは多い。

後は順調だ。大阪から一旦東に1時間。そして西に4時間弱。時間のロスはあるが、特にどうってことはない。
中国国内の移動に比べたら簡単簡単。
今後、羽田発の格安便を活用したら旅の夢ももっともっと膨らむはずやから、とりあえず行きのチェックを
問題なしと思っておこう。

泥魚(でい)がビールを飲んで酔魚になっているうちに北京に着いた。

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ありがとうございました。