先日の大連出張で、鈞窯の椀を買いました。今迄は、中国の陶磁器と言えば景徳鎮しか関心がなかったのですが、仕事で会った相手の人が、丁度洛陽に行ってきたばかりで、近くの鈞窯の磁器の事をあまりいうので、つい見に行きました。
鈞窯、汝窯というのは、詳しくは知らないのですが、北宋時代の窯で、青磁っぽいものや、窯変の結果できた微妙な色合いを特長とするみたいです。
行ったのは、土産物屋だったので、雑器しかなくて、あまり目を引くものはありませんでした。
何もないのも寂しいので、椀を一つ選びました。
水墨画を練習する時の筆洗いの椀にしようと思って買ったのです。
画を描く時の道具も、それ用に造られたセットもあって、買って、使ってはいるのですが、いま一つ味がないので、ちょっとずつひねっていこうと思っています。
とりあえず、水差しは、紫砂壷の茶器にして、鈞窯の椀は筆洗いです。
これからいろいろ揃えていきます。
近いうち洛陽に行こうと思っているので、鈞窯のもっと好いのがあれば手に入れようと期待しています。
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