ハルピン駅、「大和ホテル」

長春からハルピン迄、約3時間の列車の旅はあっと言う間でした。
ハルピンの駅で降りる人は、半分に満たない。
この列車は更に奥のチチハルまで行くのです。
地図で見れば、来た距離と同じくらいだから、更に3時間の旅が待っているのか。
ハルピンからも入れ替わりに沢山の人が乗っていきます。
列車もつなぎ換えて、更に寒冷地を目指すのです。

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ハルピン駅前は大広場でした。
駅の建物は長春の方が立派だったけど、街自体は、ハルピンの方がはるかに大きいようです。
田舎というより、都会に到着という感じです。
タクシーの正規の乗り場がなくて、客引きがやたらいます。
ちょっと気に入らないので、乗り付けたタクシーの帰りを狙って乗りました。

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運転手に「龍門ホテルって知ってる」と聞きましたが、よくわかりません。
住所とかをいろいろ説明してやっと分かってもらいました。
「目的地に行く前に、このホテルに寄って貰えますか、
実は昔の日本のホテルなんです」
という事で回ってもらうことにしました。

他の都市の大和ホテルと少し違って、駅前ロータリーにはありませんでした。
近いことは近いけれど、駅から少し行って、「ここだよ」と
着いたところは、大和ホテルの面影はありません。
普通のホテルみたいでした。
さすがに、玄関の横に、「旧大和ホテル」である旨の説明プレートがありました。

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ちょっと残念だったけど、これでハルピンの大和ホテルも見ることができました。