ホーチミン、フエの旅ー4

メコン河に向かって出発だ。
さあ、バスがやってきた。大きなバスだ。もう既に人が乗っている。
いろんなところで申し込んだ人達の混載なのだろう。日本語ツアーに人も一緒だ。
どんどん人が乗ってきて、結局大きなバスが満員になってしまった。
ガイドがマイクを持って、英語で説明を始めた。
「英語ツアーで本当に大丈夫かな?」ってちょっと不安ではあったが、
まあ、全然わからないというほどでもない。なんとかなりそうだ。
しかし、同じバスに乗っているのに日本語の説明は全くない。
「やっぱり適当やなあ」
バスは、地図でいくとほぼ南西の方角に向かっていると思う。
ミトーというメコンデルタの入り口(出口?)の町に行くのだ。
多分昨晩通ったあたりもこのへんだったのじゃないかと思う。景色が似ている。
段々郊外に向かって走って行くが、バイクの数はあまり減ったように見えない。
どこに行ってもバイクがいる。
そして、街角には例の低いプラスチック椅子に座った人がたむろしている。
メコンデルタというだけあって、メコン河の支流が沢山あるのか、走っていると
川を目にする事が多い。
しばらく走ると、大分郊外にでていて、さすがにバイクも少し減ってきた。
道は埃っぽくなってきている。道路は舗装されているが、周辺は土なのだ。
しかし、それでも露店がでている。
ホーチミンの名物の一つはフランスパンだ。
フォーと一緒にフランスパンがでるのだ。街角でも良く売っている。
こんな埃っぽい道路脇にもフランスパンを売る女の人がいた。
さすがにビニールをかけているが、むき出しの籠もある。
更に田舎に入る。
水田が瑞々しい。日本で冬だけど、ここは常夏やからなあ。いつでも米ができる?
途中給油。ガソリンスタンドはどこも同じだ。値段はどうだろう?
ドンを1000で割って、5倍すると大体の円になる。
税の分だけ日本より安いかも。
2時間くらいでミトーに到着した。