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北京、天津他

中国の白檀香、木檀

「えっ、先生いないの?」、水墨画の練習の日、老師の所に行くと、老師はいない。 まさかと思って電話をすると、「あっ、そうか。すまん。忘れてたよ」 これで怒ってはいけない。日常茶飯事とはいわないが、たまにある。 他の人にもたまにやるようだ。 「これが大陸的おおらかさなんや」と笑ってすませるようにならないと修行が足りない。 問題がないではないが笑ってすまそう。 それで、次の時に行ったら、「こないだはすみ […]

北京、「譚木匠」の柘植の櫛

前に、諸葛孔明の「出師表」の竹簡を買った話を紹介したことがある。 実はその店には、柘植の櫛を買いに行ったのだった。 「譚木匠」は昔から柘植の櫛の細工で有名なんだそうだ。 柘植と言っても同じものは中国にはなくて、「黄楊」という木がこれに あたるのだそうだ。それを知って、この店に一度行ってみた事があるが ちょうどオリンピックの再開発で閉店してしまっていた。 最近、前の店の近くに再オープンしたというので […]

今年の年画

年画というのは、中国の正月、春節を祝って掛ける縁起物の画の事だ。 北京の隣、天津の郊外の楊柳青鎮というところで作られるものが有名だ。 多色刷りの印刷でまるで手描きのように見える鮮やかなものだ。 昨年も買って一年飾っておいたが、特に悪い事もおこらず、特別好い事も なかったが、それが福があった証拠なのかもしれないと思い、今年も 福をいただこうと買ったものだ。 といっても北京の友人に頼んで、その知り合い […]

悲しい北京、重慶の旅21ー北京、豆汁

さて、北京の最後の日だ。今回の旅で時間があったらどうしても経験 しておきたい食べ物があった。しかも、朝食としてだ。 それは、豆汁というものだ。緑豆を豆腐にする為に絞った、残り汁 だという事だが、「これを飲まざれば北京人に非ず」と言われるそうだから 「それならば」と是非、経験しておきたかったのだ。 しかも、「おいしい!」というよりは、癖がある食べ物で、癖があるけど 好きになったら病み付きになって、や […]

悲しい北京、重慶の旅20ー北京、東北料理

夜になった。今日の昼食は、かなり遅い時間だったの、あまりお腹が空かない。 しかし、折角だから何か食べよう。「何にしよう」と悩んだが、今回は 北京でゆっくりする予定ではなかったので、何も調べてきていないし、 資料もない。それで、ずっと前に行った事がある、東北料理にしてみようと 思い店を探した。予約できない店だから、満員になると待たないといけないと言う。 しかし、幸い、席があった。 店の名前は、「東北 […]