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山西、山東他/雲崗、五台山、平遥

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-20

豆の国、面の国 山西省は、晋商と言われ、徽商といわれる安徽省の商人と共に中国を 代表する有能な商人を輩出する土地柄だそうだ。謂わば、日本の 近江商人みたいなものだろう。 だけど、中国でも一番と言われるほど貧しい土地柄でもあるそうだ。 貧しいから商人としてがんばるのかもしれないけど。 しかし、見た感じそんな風には見えない。どこを走っても玉蜀黍畑が あるし、穀物も豊富にあるように見える。 第一、面の国 […]

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-19

孔雀とお昼ご飯 喬家大院を見ているうちに昼ご飯の時間を過ぎてしまっている。 でも、本当は杏花村へ行くのをあきらめていない。 運転手が「昼ご飯にしよう」と言い出したので、杏花村へ行きたいというと 「ここから4、5時間程かかるのでとても行けない」、 「そんなはずないけどなあ」、又、例えそうでも、「それなら早く出発したのに」 と思うが、運転手は行きたくないから、わざとこういう展開に持ち込んだのだろう と […]

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-18

紅夢の喬家大院 さて鎮国寺を出た後は、高速に乗って一気に太源の近くまで行く。 次は張芸謀(チャン・イーモウ)監督のかなり前の映画だが、 紅夢(大紅灯籠高高掛)の舞台になった喬家大院という所だ。 これも、平遥古城の中にあった建物のように清朝時代の建物がそのまま 残っているところを映画の舞台にしたという事で、今回の旅の目的の 一つでもあったのだ。 映画で有名になったからか、元々かはわからないが、喬家大 […]

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-17

平遥古城、守護寺の2、鎮国寺 双林寺を出て、鎮国寺に向かっていると平遥の駅があった。 「いいなあ」、列車でゆっくりとこういうところに旅をしてみたいものだ。 「機会があれば又来よう」 そして、もう少し行くと、大きな道がいきなり行き止まりだ。 土が盛り上げられて、パワーショベルがでんと停まっている。 「ええっ、どうするんだ」、「他に道はなさそうやけど」 運転手がおりていって何か離している。 「いけると […]

雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-16

平遥古城、守護寺の1、双林寺 「明日の予定は、平遥古城の後、双林寺、鎮国寺、喬家大院、それと杏花村」と 言ってあった。その時、「杏花村は行っても何もないよ」、「それにそんなに廻れない」 と不満げであった。「何も無くても行きたいんだ」と強く言ったが、どうも嫌そうだ。 それで、9時すぎに平遥古城を出発。平遥古城には守護寺が二つあって、双林寺と 鎮国寺というそうだ。 最初は、双林寺。いきなり好い感じだ。 […]